週末のひとりごと

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梅雨入りと句会

2018年06月16日 | 俳句

この前の日曜日「時の記念日」だった6月10日、東北南部も梅雨に入ってしまいました。平年より2日、昨年よりは20日も早かったのですが、去年の梅雨入りは遅すぎましたからね。とにもかくにも、いつもなら梅雨明けは7月25日ごろとのことですから、これから40日間ほど鬱陶しいんでしょうね。とはいえ今週は、今年は空梅雨かも と思わせるほど快晴だった日もあったのですけどね。ただ昨日と今日は寒いです。梅雨だから、日が差さないから、暖かくないわけで、エアコンを入れようか、炬燵をまた出そうかと思うほどの寒さ。それも 朝から 湿っぽくない寒さなので、それはそれで憂鬱だったりしています。

さてそんな今日は句会でした。集まったのはわずか5名で、プラス欠席投句1名、計30句で行いました。人数が少なかったので、それなりに ゆっくりゆったりジックリ と勉強できたとは思うのですが、私にはチョッとした衝撃が、という感じ。なぜなら 持って行った5句のどれにも、誰からも「良いかも」をもらえませんでしたので。出席した5人の中でただ一人の全敗という 初めての結果でした。まだまだ初心者のくせに、20回目にして初めてだったということが どうかしているのかも知れないのだけど。でも、だからと言って気にしないようにします。作った俳句を「良いかも」と言ってもらえれば嬉しいのは確かだけれど、まあ負け惜しみですが、この句会で 選んでもらうことを目標にしているわけではないですから。自分なりの心の風景というか、感動を文字にするだけさ、自分のために、とか言って・・・。俳句ってむずいなあ。 

ということで「イマイチかも」だった5句は次の通り。

時の日や「ごめん遅れる」とのメール  昼顔や早退の子の足早に  梅雨入りや長袖にして日曜日  「準備中」扉の前に紫蘭かな  治まりし腓返りや明早し

 

日、紫蘭(しらん)の句を出したのだけど、それに対してある人から「この句は、紫蘭の花と、知らないの意味のしらんを掛けているのですか」と質問がありました。「いいえ」とは答えたものの、掛け言葉 的な句にしたい気持ちがあったのにうまくできなかったのは事実で、見透かされたかという恥ずい気持ちになりました。そのとき、伊東ゆかりの「知らなかったの」という曲が頭をよぎり、高校生のとき 花巻で彼女の歌謡ショーがあり 友達と観に行ったこと、それから 大橋巨泉が当時のラジオ番組で「シラナという馬が競馬で勝った」という曲だと ダジャレで紹介していたことなどを思い出しました。という訳で、今日の曲はそれに。アンドついでに、中尾ミエの、大好きな「片想い」と、さらに ついでに、園まりの懐かしの大ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」と、ナベプロ三人娘の3曲セットでぜひ聴きたいので、なーんてね。