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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

師匠の田植え(熊本県山江村)

 わたしの百姓の師匠山江村の松本佳久さんの田植えの準備がすすんでいます。といってもまだ苗床づくりのようです。わたしが百姓というのはおこがましいけれど、百姓は農業だけではなく生活全般のことに通じた人のことをいうのでそういう意味でもわたしにはほど遠いけれども松本さんは百姓の師匠です。今日苗床づくりの写真が送られてきました。昨日は京都で会った出雲のお百姓さんはすでに田植えが終わったということでしたので山江村が遅いのか、出雲が早いのか、素人にはほとんどよくわかっていないですが山江村は15年前からこの時期だったような気がします。

 15年前は真面目に師匠について苗床から田植え、草取り、収穫と長いプロセスを経験させてもらっていました。すでに「田舎の贅沢体験塾」という独自のツーリズムをはじめていたのでわたしはもっぱら人集めやPRをしながら作業はかじった程度です、それでも師匠が村議会があるときは2反のたんぼに一人で肥料撒いたりしていました。体力だけはあるので平気ではありましたが、その頃出始めの20万円近くするデジタルビデオカメラを米俵の上に置き、カメラに向かって一人で作業しながらつぶやいていました。すでにツィッターならぬ映像つぶやきでした。

 2年間は真面目に師匠の教えを請いながらやりましたが3年目は休塾してわたしもどこそこ歩きはじめたので今に至っています。この間松本さんのほうは長男が帰ってきて手伝いはじめましたがまだなかなかすんなりとはいってないようです。田んぼの2年間は実に多くの虫や花々との出会いがありました。いろんな人がやってきて本当に賑やかな田んぼでした。住民メディアが充実してきた今、もう一度師匠の出番が来ました。


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