そういう意味ではこの内山慶治さんはいつも言っているのですが「住民ディレクター村長」です。松本さんは「住民ディレクター村議」!?。かく言う私は「住民ディレクター社長」としましょうか。内山村長は平成8年の頃はまだ肩書きがない役場職員の若手でした。父上が亡くなって故郷に戻り、役場に入ったと聞いていますが、村民の信望が厚い熱血漢でした。内山さんが当時テレビ局にいた私が企画した前代未聞?!の地域興し応援番組「花咲か一座の豪快TV」という有料企画に手を上げてくれて、それ以来、私の10数年に及ぶ山江村通いが続くのでした。
いつも村民のど真ん中に入って、地域づくりの現場を感じ、当事者として現場を作る人でした。役場職員ということもあって、どちらかというと前には出ずに後方支援に徹していた人でしたが、長い着実な日常活動が村民の絶大なる信頼を得、村長に立候補、無投票当選し現在2期目です。
まだ今月8日にスタートしたばかりのようで、村長らしく毎週水曜日に書くような感じですが、読んでみるとまだペイペイの若手職員だった時代に話していたこととほとんど変わらぬ村づくり哲学を書いているのがよくわかり、思わず拍手を送ってしまいました。我々外の者と違って、地元の人間としては村長といえどもなかなか思うように行かないことが多く、忸怩(じくじ)たる思いで歩んできたこの5,6年だろうと思いますが、風格もでき、自前の執行部や職員配置もできたようで、半数以上の異動と書いてあります。いよいよ思い切り村長として力を発揮できる環境ができたのかも知れません。期待するところです。
わずか4,000人の村長とはいえ、その熱き志は高く、これからの時代のトップや行政職員の現場の方々には特に役立つブログになるのではないかと思います。本人にはまだ内緒で書いてしまっていますが、近々一度久しぶりに焼酎でも飲んでみたいと感じました。
住民ディレクターが生まれた村なので、「住民ディレクター」が地域づくりにどのように役立つのか、や番組制作のノウハウ、多様な事業企画や、ツーリズム、産業育成などの実戦例が山ほどあります。地域活性化の実戦事例集の宝庫なので、やり方次第では現在進行形の地域やグループには一度足を踏み入れて欲しいところですが、久しく帰れてないので近況がわかりません。時々松本佳久さんがこのブログに書いてくれていますが、焼酎談義が必要な頃合いになってきました。
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