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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

撃沈の前に、実践中の杉並から

 昨日関東版の朝日新聞で記事になった東京・杉並区の住民ディレクターの衛星放送実戦講座の本当の最終講座をした。今終わり、落ち着いた。今回の受講生は10人全員が3分の自分の番組を作った。現在e2byスカパーで放送中の15分以外に実は、11月も杉並区の特集が続く。この講座は1回分を作る予定だったが杉並では受講生全員が企画を提出した。住民ディレクターは企画の良し悪しではなく、やりたい企画が出されれば必ず形にすることを実践するので、結局10人、30分相当の番組を制作することになってしまった。結果、15分番組2本と4分コーナー3つになってしまい、12月末までに杉並の放送が続くことに。
 日頃、放送に関係ない人にはわかりにくいと思うが、杉並の皆さんにとってもついこの前まで同じだった。しかし今ではぐっと放送が身近になったのではないかと思う。講座はいつも「番組はオマケ」といっている。しかしこの講座はオマケの番組を本格的に作る講座だ。今までとは違い制限時間内になんとか3分の番組のカタチにする。このプロセスがまたオマケの番組とは違い、制作の醍醐味を味わえて、一気に新たなステージに立つ。一言でいうとこの段階に入ると皆さん、ある状況を突き抜けるので陽気になる。いままで胸の中にくすぶっていたある何かがはっきりと映像になり、自分が表現したかったことがしっかりと自覚できる。企画力が自分で自覚できるぐらい身についているのを実感すると思う。
 さて、この後も詳しく書きたいが、今夜も先ほどまで打ち上げをしていたのでそろそろ撃沈されそうだ。・・・。

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