2500人しかいない東峰村で3世帯3人しか住んでいない合楽地区。一度東峰村を出て日田市に入りぐるっと回って再度東峰村になるという珍しい地区でこれには江戸時代からの歴史があります。最近「ヤマトタケルの正体」という本を読んでいて日田市が深く関わっていることがわかるにつけ東峰村に住んでいる不思議を感じます。さてこの話はまた別にしましょう。
合楽にはチエ子さんとマキ子さんがいてマキ子さんがもしかしたら息子さんと稲刈り中かもしれないとおもって慌てていきました。何しろ少し前の住民ディレクター合宿で稲刈りは加勢に行くと約束していたのです。着いたら黄金色の稲はゆらりゆらりと風に揺れていましたが刈られているところはありませんでした。賑やかなマキ子さんはさっそく「銀杏持って帰れ、ピーマンちぎれ、トマトがある」とお土産を準備してくれています。
ご主人が亡くなられてから少し体調が悪そうだったチエ子さんが気になっていましたが顔色が戻り畑にも出られました。大人のチエ子さん(という表現もとてもおかしいですが、マキ子さんとは対照的です)はこっそりときれいなトマトとお米をくださいました。チエ子さんの性格でしょう。さて今朝もそろそろ竹地区の稲刈りに出かけます。書きたいことは山盛りあるのですがこの日和は逃せません。
@写真は畑に出て里芋掘りをしているチエ子さん