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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

けさの朝日新聞の社説に住民ディレクターが。

朝日新聞の社説が「希望社会への提言」というシリーズ企画http://www.asahi.com/shimbun/teigen/index.htmlを続けていますが、最終章の今日、住民ディレクターが取り上げられました。ちょうど5年ほど前に同じ朝日新聞の正月の社説シリーズの最後に「みんなでやればどぎゃんな」というタイトルで住民ディレクター活動を書いていただいたことがありますが、どことなく2部作のような感じでしょうか。

 5年前は、山江村に始まって熊本県、熊本市を経て、全国を歩いていましたが、東京の六本木の村おこしを考えていた頃です。動いている間に六本木から杉並区に重心が移りましたが、同時進行で山口から関西にも拠点作りを始めた頃で現在の、兵庫但馬地域、佐用町、京都綾部市、宮津市、和歌山の紀伊田辺などへと広がってきました。現在、15から20に近い地域にお邪魔していますが、やっと最初の山江村という点から、線、面から立体的な広がりの活動期に入ってきました。

 一昨日から昨日にかけて佐用町にお邪魔してきましたが、ここでは4月1日からケーブルテレビ事業がスタートします。すでに地域SNSの動画コミュニケーションの模索も始まっているので、1日からは新しいチャレンジに入ります。住民ディレクターの相性がいいのはご覧のような昔からの「名物ホルモンうどんで一杯!」という男達の井戸端会議の場があることです。集まり、語らう場があった上で、住民ディレクターが町内を巡回し、現場をつなぎ、さらにネット上でフォローするという流れが比較的スムーズに行っています。課題は勿論、一杯ありますが、鉄板を囲んでの男達の語らいにはおおらかでどっしりしたコミュニケーションが培われています。

 一昨夜は1日からの放送に間に合わせるために民間リーダーの千種さん、役場の久保さんと午前2時まで一緒に編集していましたが、このプロセスで今後のまちづくりの方向性も少しずつ見えてきています。最終列車で加古川まで帰る予定がとうとう「民宿くぼ」(久保さんのご自宅にお邪魔することを冗談でこう呼ぶ)での宿泊になってしまいました。一時、地域作りは女性の力が大きなポイントでしたが、今は少数派の男達のエネルギーがポイントになるほど全国的に男達が集まることがなくなっています。

 勿論、最終章は老若男女のバランスがとれたコミュニティが私なりに「希望社会」への道筋だと思っていますが、鉄板を囲むこの姿は象徴的でとても温かく楽しい空気が漂っていました。

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