久しぶりに小石原地区に行って来ました。ここに住むまでは合併する前の旧小石原村と旧宝珠山村の二つの旧村の距離はたいした距離ではないのに合併後にあまり行き来がないのが不思議でした。
しかし住んでから2年、職業柄、常に行き来はしてますが冬になると小石原地区は九州の雪国となり積雪が当たり前、私が住んでいる宝珠山地区とは相当な違いがあります。こちらもかなり冷え込みますが今日も小石原地区の残雪に驚きました。窯元の成美家の玄関には小さな雪だるまがありました。
雪だるまを見ながら暮らしの距離感や生活空間は住んでみてこそわかるものだなあと当たり前とはわかりつつあらためて感じました。この感覚が都市部ではわかりにくいのと知識産業のみに関わっている方々には伝わらないものです。テレビ局の仕事はまさにそうでした。
やはり朝日、雲、青空、雨、風、雪、夕日、星と毎日接する暮らしは違います。ここが修験道の郷である意味もよくわかります。