八百万人の3分勝負!岸本塾入門は日本テレビを作りプロ野球の父と言われる「正力松太郎氏」と全国の過疎地域をくまなく歩き回りごく普通の人達、「忘れられた日本人」を描いた民俗学者「宮本常一」さんの融合を目指す住民ディレクターの手法の話しです。
忘れられた日本人は今も田舎だけでなく都市部にもたくさんいらっしゃるとおもいます、そして忘れさせたのはテレビだったのではないかというのがテレビ局のど真中に入って日々暮らしていた頃のテーマでもありました。目立つ人を取材して放送する。さらに目立つように演出や構成台本がある。八百万人の岸本塾で話したことから脱線してますが・・・、そいう台本、演出の世界をやめて自然体でそのままを発信する可能性を模索していたのです。
演出がないので面白くない?そうだからこそテレビで見たのと違って実際に会ってみたり現地に行ったら「あれえっ?全然違うなあ」となるのです。そのままで魅力が出れば会えばさらに魅力が深まります。そういう人やそういう事業をやっている人はたくさんいらっしゃるのです。
地道な人はテレビ的でないと言われますがテレビ的にやっていく新しい表現方法をテレビだけでなくトータルなメディアとして開発していくことが人間的な事業として起こっていく時代になっていると感じます。