片山総務大臣とのICTに関する懇談会に呼ばれています。今日が第1回の会合です。
ICT地域活性化懇談会が正式名称ですが要はICTを活用して地域の課題を解決し活性化を推進する方策を考えるということです。元々住民ディレクターの発想はまさにITの道具をコミュニケーション(ICTのC)と発信に大胆に活用して地域の課題を解決するリーダーのことです。そのIT活用プロセスで同時進行して総合的な企画力が養われることが肝です。平成8年のスタート時はテレビを使うことからはじめたのですが平成10年頃からテレビもネットも同時に使い放送と通信を地域の中で融合させながら活性化に貢献してきました。
わたしのこれまでの15年の軌跡をそのままお話しすることでお役に立てると感じますので積極的に提案し続けようと考えています。熊本県の山江村でモデルができ14年間列島行脚する中で大都市東京から地方都市、過疎町村、離島や山村、中山間地などあらゆる環境の中で「住民ディレクター」を応用しつつ磨きをかけてきましたので事例はほぼ列島全部に当てはまります。
また今、東峰村で列島行脚のノウハウの全てを投入して光ケーブルテレビを活用した住民主体のメディア創造や放送を行っています。番組の制作、放送を通して、まさに課題解決する状況が生まれつつありますのでわたしの15年間とその前の民放時代の14年間の全てがそのまま懇談会に活かしてもらえると感じています。さらに構成員の皆さんとの新たな出会いも大変楽しみです。
@写真は東峰村の梶原伯夫さんが「番組づくり」と「ICT講座」を集落に出前している様子