ここ最近、読書をすることが多くなった。
少し前までは本に集中できなかったのだが、
最近は少しずつだが本に集中できるようになってきた。
そんな具合だから、きちんと本を読めているのかは怪しい。
けれどもそれなりに楽しんではいる。
とはいっても楽しめない本というのもあって、
拷問のような思いで読んでいる本に
十数年間積読となっていた『ユリシーズ』がある。
この『ユリシーズ』がちんぷんかんぷんで、
読みながら読むことに涙が出そうになる。
なんでこんな本を買ったのか。
自分は見栄っ張りなので本棚の飾りにでもと
買ったような気はする4千円近い本。
しかも三巻もので半端なことに二巻までしか揃ってない。
まさしく見栄買いの証。
そして今、自分は時間だけはあるので
『ユリシーズ』の一巻を本棚から取り出してしまったわけで、
それを読むことを拷問と感じている。
拷問に耐えながら『ユリシーズ』の一巻を読み終えたその感想。
-この苦しみがあと二巻も続くのだ。心は泣く。