夜船北窓

彼岸の入りだったのでおはぎでも食べようと墓参りに行った。
着いて掃除して線香焚いて合掌したところまではいいのだが、
肝心のおはぎを食らうにはまだ暑すぎた。じりじり太陽。

結局おはぎは持って帰って食うことにして墓地から退散。
いつまでお天道さんは暑さをするつもりなんだろうか。

幾時間か経って、家に帰ると早速おはぎを食った、美味かった。
そういえば、おはぎは季節によって呼び名が変わるらしい。
四季の国ニッポンならではでございますな。

春　ぼたもち　牡丹餅　
夏　よふね　夜船
秋　おはぎ　御萩
冬　きたまど　北窓

夜船、北窓、なんかジャパン的な感じ。使って見たいところ。
冬に和菓子屋で「北窓ちょうだい」なんて言ってみようと企んだ。

詣で直し

ぼんやりと調子もいいので、
先日しくじった観音様詣でに出直した。
今回はちゃんと小銭を用意して向かった。
合掌してはあれやこれやと頼んでおいた。
南無観世音菩薩。

あなたが俺にくれたもの

上野で開催されている「シャガール展」へ出掛けた。
自分試しのような感もなくはなかった。

それなりににぎわっている芸大美術館だった。
それでもなんとかぼんやり絵を見ていることは可能だった。
興味魅かれた絵と対峙していると異空間に移ったような感覚になる。
今回もいくつかの作品でそんな感覚になるのを楽しんだ。

帰り道、根津のほうへぶらっとしようかと思ったが、負けた。
西洋美術館に入ろうかと思ったが、贅沢だった。
結局、上野駅へ戻って有楽町まで行き、少しぶらついて、
東京から退けた。自分試しとしては欲が足らなかった。

エセ・トレイルウォーキング

坂道をまっすぐ上りうねって上り、
広場を縦断し脇道に逸れ、
木の根をまたぎ踏み進み、
階段をひたすら下り降り、
橋を渡って川を越えゆき、
階段をひたすら上り登ると、
眼下に町は広がった。
そんな眺めを見ながら、
帰路のことばかり案じていた。

トイレット

toilet　公式サイト　　　　2010年　日本・カナダ

脚本・監督　荻上直子
出演　アレックス・ハウス　タチアナ・マズラニー　デイヴィッド・レンドル
　　　　サチ・パーカー　もたいまさこ　ほか
　

内容　「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」という映画だった。

感想　静かな映画だったので、ぼんやり観ていられた。心穏やかになった。

無理か！

「体力をつけないと」
医師がそう言ったので、素直にその気になった。

体力をつけるにはどうすればいいのか。
やはり走ったり持ち上げたりしなければならないのか、
と思えばうんざーりする。
もっとこう簡単で楽ながらもよく効くのはないのか、
なんてネットで探せば、あった。

腕立てと腹筋がいいようなのだった。
これならできるし続けられるだろうと夢をみました。
早速ためしにやってみると回数がゆかない。
腕立て5回でワニ、腹筋10回でカメ。

「地道にこつこつと」
そんな演歌歌手っぽい言葉を思い浮かべて、
まずは腕立て10回腹筋20回から
こつこつやってゆこうと思います。