ヘマドパントは新しい礼拝の形を私たちに教えてくれた。彼曰く、喜びの涙という水でサドグルの足を洗い、純粋な愛の白檀の練り粉を彼の身体に塗り、真の信仰という布で彼の身体を覆い、8つのサトウィック(サットヴァの資質の)の感情を形にした8つの蓮の実と、集中した心という果実を捧げ、献身というブッカ(黒い粉)を彼の頭に付け、バクティの腰紐を着け、彼の御足に私たちの頭を委ねよう。
このようにして様々な装飾品でサドグルを飾りつけた後は、私たち自身を彼に捧げ、暑さをしのぐために信仰のチャマールを扇ぐのだ。このように至福に満ちた礼拝の後は、次のように祈るのだ:私たちの心を内に向け、真実でないことと真実の区別をつけ、世俗の事柄に無執着になり、自己認識へ至ることができるようにしてください。私たちは肉体と魂(肉体意識とエゴ)をあなたに委ねます。私たちの目をあなたのものにしてください。そうすれば私たちは喜びも痛みも感じることがないでしょう。私たちの身体と心をあなたの願う通りに制御して下さい。私たちの心をあなたの足元で休ませて下さい。
1.マーヤ:幻想
2.チャマール:動物の毛でできた扇子
さて本章の物語に進んでゆこう。