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Change “Don'ts” into “Dos.” 「~するな」から「~せよ」に変えよう

2021-06-17 19:06:42 | 時事問題

  The essay below (Change “Don’ts into “Dos.”) was published on my web page in July 2004.  I would like to put it here in this blog site of mine as my web page was closed in March.

 

Change “Don'ts” into “Dos.”

How to Solve Environmental Problems

by NAGAI Tsugio

 

     Environmental problems are becoming more and more serious nowadays. Various kinds of pollutions are now threatening the existence of humankind.

     NOx contained in exhaust gas from motorcars pollutes the air. Acid rain caused by sulphur dioxide emissions from factories damages forests and lakes. Synthetic detergent we use in washing dishes pollutes water, that is, rivers, lakes, and seas. Chlorofluorocarbon given off from spray cans, used refrigerators and air conditioners destroys the protective ozone layer. Agricultural chemicals can cause cancer and work as EDC (endocrine disrupting chemicals). Carbon dioxide (CO2) from factories and motorcars causes global warming. Plastic bags cause the sea to die because they go down to the seabed and cover it to choke ocean-floor organisms and also sea fish and animals die from eating those bags.

     There are many pollutants around us, and so, many people say: Don't use motorcars or gasoline emitting NOx. Don't burn oil containing sulphur. Don't use synthetic detergent. Don't use spray cans with chlorofluorocarbon. Don't use agricultural chemicals. Don't emit carbon dioxide. Don't use any more plastic bags.

     There are too many “don'ts” around us, but “don'ts” are much more difficult than “dos.” “Do this or that,” is much easier than “Don't do this or that.” So in order to solve environmental problems we should say, “Do something,” instead of “Don't do something.”

     But how should we say “Do” instead of “Don't”? The answer is simple.

     If we invent synthetic detergent which improves water pollution, we will be able to make water less polluted as we use the synthetic detergent more. If we invent the kind of aerosol that repairs the ozone layer, the more spray cans with the aerosol we use, the smaller the ozone hole will become. If we invent such fuel as improves air pollution by eliminating NOx and CO2 in the air, the more of that fuel we use, the more air pollution will be improved.

     If we invent the above things, we can say, “Do this or do that,” instead of “ Don't do this or don't do that.” I do know the inventions are very difficult, but I believe the way of thinking of ‘do’ instead of ‘don’t’ will help scientists to make necessary inventions. Use this synthetic detergent, drive your car with this fuel more often---"dos" are much easier to carry out than "don'ts." Therefore, we should invent the necessary things for saying dos and change our world into one where dos prevail.

July 2004                       Tsugio Nagai

 

    

PS:   I must correct two points. One is EDC (endocrine disrupting chemicals).  Most of the endocrine disrupting chemicals are now found to be almost harmless to human beings.  The other is CO2 , which I now think is not the main cause of so-called global warming.  Since1880 the average global temperature has increased about 1 °C, which increase is much smaller than pro-global-warming scientists expected.  

  I am afraid that the accelerating destruction of tropical and temperate rainforests on the earth is one of the main causes of climate change.  Trees absorb ground water and emit water vapor into the air.  The vapor goes up to become clouds, which fall down as rain to cool down the surface of the earth, becoming ground water.  This cycle is a very important cooling system of the earth, which system several countries are destroying on a very large scale by deforestation.

   Another cause is “emitting heat into the air.” Today innumerable air conditioners and motorcars in large cities in the world emit a vast amount of heat into the air, and this vast amount of heat emission makes the summers of large cities like Tokyo considerably hotter than those of 40 years ago. However, this is the heat island phenomenon, which is different from so-called “global warming.” 

   Many people in the world mistake the heat island phenomenon for global warming, which mistaking pro-global-warming scientists take advantage of so as to induce people to believe that the earth is becoming warmer and warmer.

   Not a few scientists say that we will get into another little ice age before 2030 owing to the decrease of sunspots. I agree with them. The phenomenon of the present climate change is, I believe, a raging torrent just before the waterfall by the name of “little ice age.”           (Added on June 17th 2021)

 

「~するな」から「~せよ」に変えよう

*****環境問題の解決法*****

永井津記夫(ツイッター:https://twitter.com/eternalitywell)

 

  環境問題は最近ますます深刻化してきている。さまざまな汚染が現在、人類の生存をおびやかしている。 

   車の排気ガスに含まれているNOxは大気を汚染する。工場から排出される二酸化イオウによって引き起こされる酸性雨は森林や湖に害を与える。食器を洗うときに使う合成洗剤は水質を汚染する、つまり、川や湖や海を汚染する。スプレー容器や中古の冷蔵庫やエアコンから放出されるフロンガスは我々の生命を守ってくれるオゾン層を破壊する。農薬はガンの原因となり、環境ホルモンとして作用する可能性がある。工場や車から出る二酸化炭素は地球温暖化を引き起こす。ビニール袋は海を死に至らしめる。海底に沈んで海底をおおい、海底生物を窒息死さるし、また、海の魚や動物はビニール袋を食べて死ぬからである。

  私たちは多くの公害物質で取り囲まれており、多数の人が次のように言う。NOxを出す車やガソリンを使うな。イオウを含む石油を燃やすな。合成洗剤を使うな。フロンガスを出すスプレー容器を使うな。農薬を使うな。二酸化炭素を放出するな。これ以上ビニール袋を使うな。

 私たちのまわりには「~するな」が多すぎるが、「~するな」は「~せよ」よりも実行することがはるかに難しいのである。「これやあれをしなさい」は「これやあれをするな」よりもはるかに簡単である。したがって、環境問題を解決するために私たちは、「なにかをするな」と言うのではなく、「何かをしなさい」と言った方がよいのだ。

  しかし、どのようにすれば「~するな」の代りに「~せよ」と言えるのか。その答えは簡単である。

  水質汚染を改善する合成洗剤を発明すれば、その洗剤を使えば使うほど水質の汚染を減少させることができる。オゾン層を修復するようなスプレー缶用のガスを発明すれば、私たちがそのガスを含むスプレー缶を使えば使うほどオゾンホールが小さくなる。大気中のNOxやCO2を除去して大気汚染を改善するような燃料を開発すれば、その燃料を使えば使うほど、大気汚染はそれだけ改善されることになる。

  上に述べたようなものを発明すれば、「これをするな、あれをするな」と言う代りに、「これをせよ、あれをせよ」と言うことが可能となる。もちろん、このような発明は非常に困難であることはよく分かっているが、「~するな」ではなく「~せよ」という思考法は科学者たちが必要な発明をすることに必ず貢献すると考える。この合成洗剤を使うようにせよ、この燃料で車を用いて、もっと運転せよ---「~せよ」は「~するな」よりもはるかに簡単である。それゆえ、私たちは「~せよ」というために必要なものを発明し、世の中を変えて、「~せよ」が優先される世の中にした方がよい。     (2004年7月記)

 

PS:二点訂正しなければならない。一つはEDC(環境ホルモン、環境攪乱物質)で、これらの物質のほとんどは今では人間にとってほぼ有害なものではないことが分かっている。あと一つは二酸化炭素(CO2)で、これはいわゆる地球温暖化の主要原因ではないと今私は考えている。1880年以来、地球の平均気温はおよそ1度上昇しているが、この上昇は地球温暖化派の科学者が予想していたものよりはるかに低い。

 熱帯雨林と温帯雨林の加速的破壊が気候変動の主要な原因の一つではないのかと思っている。木々は地下の水を吸い上げ、水蒸気として大気中に放出する。水蒸気は上昇して雲となり、雨となって降ってきて地表を冷やして地下水となる。このサイクルは非常に重要な地球の冷却システムであるが、いくつかの国は大規模に森林伐採でこのシステムを破壊している(また、先進国は都市のコンクリートジャングル化によって夕立が降らず、自然の冷却システムが機能しない状況が生じている)。

 もう一つの原因に“大気中への放熱”がある。今日、世界の大都市にある無数のエアコンや車は莫大な量の熱を大気中に放出し、この大量の放熱が東京のような大都市の夏を40年前と比べてかなり暑くしているのである。が、これはヒートアイランド現象で、いわゆる「地球温暖化」とは別物である。

世界の多数の人々はヒートアイランド現象を地球温暖化と誤解しており、地球温暖化派の学者たちはこの誤解を利用して人々に地球はますます温暖化していくのだと信じ込ませている。

 かなり多くの学者たちが太陽黒点の減少のために2030年までに新たな小氷河期が来ると述べている。私は彼らの考えに賛成している。現在の気候変動は“小氷河期”という滝に突入する直前の激流であると私は確信している。(このPSの部分、2021年6月17日追記)

 ※[2021年6月27日追記] 都市設計と排熱税  大都市における“ヒートアイランド現象”を止めるためには、「排熱税」のようなものを導入すればよい(“消費税”のような愚かな税は廃止すべき)、というのが私の考えである。ゴミを大量に周囲にまき散らして近隣住民に迷惑をかければ警察に逮捕されるが、現在、大量に大気中に“熱”をまき散らしても逮捕されることはない。平気でエアコンや車などから熱をまき散らしている。この状況を改善することと、東京や大阪などは東京湾や大阪湾からの海風をうまく居住地帯に取り入れて都市を冷やす都市設計が必要であろう。うまく、風が夜間に吹き込めば、クーラーをガンガンまわして排熱を加速する必要もなくなる。道路も雨がしみ込むようにすれば夕立も降るようになり、自然の冷却サイクルが働くようになるのではないだろうか(風をうまく回して街を冷やすためにはビルの高さ制限と道路の整備も必要かもしれない)。

 

【追記】数ヶ月前にテレビにスイッチを入れたとたんに、出演している或る有名自動車会社の社長が「走れば走るほど大気汚染を改善する“エンジン”を載せた自動車を作りたい」という趣旨の発言をしていた。おそらく、若手の研究者の意見(その研究者は私のこのHPを見てくれたのであろうか)をそのまま言っているのだと思われるが、上記の大気汚染を改善する燃料の開発と同じ趣旨の開発である。エンジンの開発も必要であるし、同時に燃料の開発もそれ以上に重要であろう。 

  アレルギー性鼻炎の原因は、杉などの花粉とジーゼルエンジンの出す排気ガス中の“炭素粒子”が結合することが大きな原因であるとの報道が十数年前になされたことがあり、ジーゼルエンジンの車を廃棄できないのなら、ジーゼルエンジンとその燃料を私の主張する方向で改善する必要がある。つまり、走れば走るほど大気汚染を改善するジーゼルエンジンとその燃料の開発である。

   農薬については、“害虫”などと命名し、その生命を抹殺しようとする農薬をつくることがそもそも間違っているように思う。“害虫”にとって自分の生きる権利を農薬によって奪う人間ほど悪い“害獣”はいないだろう。地球環境を乱開発や公害(大気汚染、水質汚染、土壌汚染)によって悪化させ、いちばん害をなしている生物、つまり、“害獣”は人間である。地球の植物や昆虫という生命体を“害をなす”として抹殺するような農薬は、同じ生命体である人間にとって良いものであるはずがない。農薬を、昆虫などに比して体の大きい人間には少量だと“安全”だとして使い続けることが、いかに危険なものであるかは少し考えただけでわかるだろう。農薬に関しては植物や昆虫などの生命体を抹殺するような農薬はほぼ人間にとって危険なものであると考えた方がよい。したがって、使えばつかうほど地球環境を改善する農薬の開発は極めて難しいが、栽培植物に害を与える植物や昆虫を「抑制」する農薬、安全な農薬の開発は可能であろう。その中に使えば使うほど地球環境を改善する農薬もあるかも知れない。が、「抑制」することは農薬ではなく他のもっと安全な手法があるはずである。

  2年ほど前だったか、或る情報番組が使えば使うほど水質汚染を改善する“合成洗剤”を大阪の業者が開発したということを伝えていたが、その後、この洗剤のことは聞こえてこない。市場には出回らなかったのであろう。しかし、このような商品が開発され人々に認知されて使用されることは本当に大切なことである。

  私の上記の考え方、「するな」より「せよ」という形で必要物を発明開発するという考え方は私自身が以前からいだいてものであり1992年頃から周囲の人々や生徒たちに時々言っていたことであるが、私のHPに載せたのは2004年のことであった。 (2009年2月14日追記、2012年12月26日に一部修正)