戸根明彦ブログ

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第10章 出会い(3) 

2013-01-26 20:29:38 | 日記
その後は勤務地も近かったので連絡先を交換し、
また会う約束もしていたかと思う。

そうこうして何度か会った頃、
一本の電話が私宛で社宅にかかってきた。

電話をかけて来た相手に聞き覚えがなかったのだが、
聞くと何と彼女の職場の先輩からの電話で、
彼女はこの先輩に私のことを相談していたらしく、

その先輩は彼女が私との関係をどう付き合えばよいか
わからないと言っているという内容で、
きちんと付き合う気があるのかと問い詰めてきたのだった。

その時の私は恋愛に対して慎重になっていた為、
彼女に対しても積極的には考えていなかったのだが、
彼女の気持ちが前向きなのであれば
私としては何ら断る理由もなかった。

こうして彼女の先輩に促されるように、
その後の人生を大きく変えていく事となる出来事が始まっていった。

その後の東京でのプライベートの時間は
有意義で楽しいものとなった。

まずは何といっても彼女が出来てお互いを尊重していたので、
毎日のように連絡を取り合い毎週のように会ってデートを重ねていた。

時には普段の日であっても仕事帰りに会って食事をし、
近くのラブホテルで一夜を明かしそのまま出勤という事もしばしばだった。

また精神面においても私に大きな変化をもたらす事にもなったのだが、
お付き合いを始めた彼女が創価学会員であり、
真面目に活動していた人だったので、
仏教についての話や活動、時には会合などへの参加も度々するようになり、

当時の私は様々な事について何が正しくて、
どう考え生きるべきかを求めていた事もあって、
創価学会の活動や考え方、仏教の教えは
私の疑問や悩みを解決してくれるところが多く、
納得し得るものであった。

・・・つづく

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