食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2014年04月08日
ーーー転載開始ーーー
ガムベースの酢酸ビニル樹脂には発ガン性がある
■メキシコ・マヤ人だけ?が天然チクルのガム噛んでいた
虫歯予防からキシリトールガムが人気でも、ガムの成分が石油(プラスチック)からできていると知って噛んでいる人は、どのくらいいるでしょうか。
■メキシコ・マヤ人だけ?が天然チクルのガム噛んでいた
虫歯予防からキシリトールガムが人気でも、ガムの成分が石油(プラスチック)からできていると知って噛んでいる人は、どのくらいいるでしょうか。
かつてガムベースは、天然の植物性のチクルと呼ばれる樹脂でした。
ガムの起源は、メキシコ・マヤ文明まで溯ります。
当時、マヤの人は、天然のガムを噛んでいました。
現在では中南米や東南アジアの熱帯雨林が大量伐採され、チクルの生産量が減って価格が高騰してしまいました。
現在では中南米や東南アジアの熱帯雨林が大量伐採され、チクルの生産量が減って価格が高騰してしまいました。
そこで値段が安い、酢酸(さくさん)ビニル樹脂というプラスチックが使われています。
言わば、日曜大工の接着剤や塗料の材質と同じです。
石油を精製し、さらにナフサを分解精製してエチレンを作る。
そのエチレンを酸素と酢酸に反応させ、繋ぎ合せると酢酸ビニル樹脂ができる~それが皆様が噛んでいるガムベースなのです。
■ガムは歯の健康に役立つが気を付けないと虫歯の原因でもある
ガムベースの酢酸ビニル樹脂に、発ガン性が示唆されています。
■ガムは歯の健康に役立つが気を付けないと虫歯の原因でもある
ガムベースの酢酸ビニル樹脂に、発ガン性が示唆されています。
さらに繋ぎ合せる前の酢酸ビニル(モノマー)の段階では、厳重な注意が必要な有害化学物質なのです。
これも発ガン性が認められており、モノマーが完全に除去し切れずに、ガムに含まれている恐れが高いのです。
それを知ったら、口の中からペッと出してしまいたいぐらいではないでしょうか?
昔ながらのチクル100%の安心したガムは、存在しません。
噛んでいると段々味や香りがなくなるように、ガムベースそのものは無味無臭です。
噛んでいると段々味や香りがなくなるように、ガムベースそのものは無味無臭です。
キシルトールガム(原料はいっしょですが)以外の味付けされた一般のガムは、虫歯の原因になると考えて下さい。
子供さんの歯の健康を考えているならともかく、目的もなくダラダラと味付けガムを与えるぐらいなら、虫歯と発ガン性の恐れからやめたほうがよいと考えます。
人前でクチャクチャ噛んでいると、今やマナーも問われます。
ーーー転載終了ーーー