内海聡FBより転載
2021.10.20
ーーー転載開始ーーー
「食べる回数を減らして、1日2食にしなさい」と言うと、その分、1回の食事でドカ食いしてしまうのではないかと心配する人が必ずいます。
大丈夫です。そう心配する必要はありません。
糖質中毒から脱することができれば、脳の食欲中枢への刺激が少なくなっていき、十分2食で足りるようになります。
私は基本的には、朝と昼は食べずに夕食だけ摂るようにしています。
間には塩水を飲んだり梅こぶ茶を飲んだりはします。
夕食は野菜、肉や魚をバランス良く摂ることを心がけ、自宅で食べる際のお米は100%玄米ですが、お酒を飲む時はごはんは食べません。
なぜなら、お酒にも種類によって程度の差こそあれ、糖質が含まれるからです。
それにお酒にはつまみがあいますからね。
厳密に「1日1食が絶対」とまでは考えず、お腹が空いたり、人との付き合いでランチをすることもけっこうあります。
直接糖になるお菓子やスイーツ類などの甘いものは一切摂りませんが、ラーメンは趣味で月に1~2回食べることはあります。
要は、1日に食べる回数と糖質の摂り方に気をつけるということなのです。
これまで食べすぎていた人が、食べ物を前にしてお腹いっぱい食べるのを我慢するのは、なかなかの至難の業ではないでしょうか。
2回食では特別お腹いっぱいを我慢する必要はありません。
食事回数を減らすことですでに食べすぎを防いでいますから。
食べたくなるのは、糖質や様々な添加物など、まやかしで美味しくさせているものが私たちの回りにはあふれていますからであり、食品産業によるプロパガンダによって、とりあえず3食摂らなくてはいけないものだと思い込むことで、1日に3食も食べてしまっているだけなのです。
そのような薬品によって、「食べたい」という脳の欲求を刺激され、体にとっては必要以上に食べてしまっているにすぎません。
内臓は1日1回の食事でさえも、食べ物を消化・吸収するだけでフル労働しているのです。
ただ、大事なことは1日に2食でやっていくときに、何度も言いますが、本当に栄養価のあるものを摂るということです。
「本物」を食べることです。
それさえ守ることができれば、「カロリーオーバーなのに栄養失調」という現状から脱することができます。
逆に言えば、食材の質を改善しないまま食事回数を減らしたら、ますます栄養失調になって陥ってしまうのです。
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>
ーーー転載終了ーーー