食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年03月19日
ーーー転載開始ーーー
現在は指定添加物と既存添加物とに意図的に曖昧区分される
かつて「食品添加物」は、自然界にはない石油製品を原料とし化学合成された「合成添加物」と、植物・海藻・昆虫・細菌・鉱物などから特定の成分を抽出した「天然添加物」に分けられていました。
「合成添加物」は、一旦、人間の身体に摂り込まれると分解されにくく、体内に蓄積されるものがあります。
細胞や遺伝子に影響し、発ガン性や催奇形性(胎児への毒性)、慢性毒性、環境ホルモンの疑いが指摘されています。
「天然添加物」も、必ずしも安全なものだけではないのです。
「天然添加物」も、必ずしも安全なものだけではないのです。
食品添加物を推進する立場の役人や業界の人間も、さすがに“合成添加物”の表記では気が引けたのかも知れません。
その後、「指定添加物」と「既存添加物」に改められ、意図的に曖昧な区分にされてしまいました。
「指定添加物」とは、“天然、合成などの製造方法に関わらず安全性と有効性が確認されて、厚労大臣により指定されているもの”、「既存添加物」は、“食経験のある食品などの原料から作られ長年使用されてきて厚労大臣が認め、既存添加物名簿に掲載されている天然添加物”としています。
「指定添加物」とは、“天然、合成などの製造方法に関わらず安全性と有効性が確認されて、厚労大臣により指定されているもの”、「既存添加物」は、“食経験のある食品などの原料から作られ長年使用されてきて厚労大臣が認め、既存添加物名簿に掲載されている天然添加物”としています。
危険性を隠した曖昧表現は、許されません。
ーーー転載終了ーーー