健康宅配便より転載
2013-07-14
2013-07-14
ーーー転載開始ーーー
入浴剤はどこの家庭でも当たり前のように
使われ、最近ではリラクゼーションや美容
などに嗜好も高まり、様々なタイプの入浴剤
が出てていますが・・・
なんと!
入浴剤は、効果がなかった!
入浴剤の効果・効能には、
「疲労回復、肩のこり、腰痛、冷え症、神経痛、
リウマチ、痔、荒れ性、あせも、しっしん、にきび、
ひび、しもやけ、あかぎれ、うちみ、くじき」
(ツムラ「バスクリン」)
効果効能が謳えるのは、医薬部外品だからですが、
すごい効能ですね。
まさに医者いらず、って感じですが、
成分をみると、
「乾燥硫酸ナトリウム」「炭酸水素Na」
つまり、ほとんど「塩」です。
それだけでこんなにも効果が・・・
実は、臨床試験が行われているわけでは
ないようです。
入浴剤は、厚生労働省が定めた
「浴用剤製造(輸入)承認基準」に基づいて、
製造が承認されるもので、既定の14成分の
いずれでも70%以上配合されていれば、
認可されるようです。
効果効能は、実際の自然にある温泉の効果を
そのまま使っているとのこと!
温泉に入っている成分を人工的につくり、
だから温泉効果と同じ効果がある、という
理屈です。
言い換えれば、入浴剤を入れなくとも
温浴効果がほとんどだと言っていいでしょう。
さて、問題はそれだけで済めば、ダマされた
だけですが、実は健康被害の危険性も!
入浴剤には鮮やかな色が広がりますが、
これは着色料。
しかも、以前口紅の項で登場してきた
「タール色素」が配合されている商品があります!
「タール色素」は、アレルギーや皮膚炎、じんましん
を引き起こす毒素です。
さらには、遺伝子を変異させ、がんや先天性障害、
引き起こす恐れがあります。
また、「薬用入浴剤」(液体)がありますが、
これも成分を水で溶かしている分、腐りやすく、
そのため防腐剤の「パラベン」が使用されています。
この「パラベン」は、経皮毒と言われ、
皮膚や眼に接触すると、炎症や結膜と角膜の障害を
もたらす危険性や、精子の死滅など甚大な健康被害
が及び可能性があります。
なにも使わなくても風呂の温浴効果が得られるの
ですから、わざわざ健康を害してまでも
入浴剤を使う意味がないといえるでしょう。
ーーー転載終了ーーー