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【”たんぱく加水分解物”知ってますか?】インスタントラーメン、カレールー、おつまみ・・原料は、屠畜の際に出た血液、毛、骨、皮、じん帯・・

2019年08月06日 18時40分28秒 | 食品添加物

ここ十数年あまりでインスタントラーメンの味が飛躍的に美味しくなっている
その立役者こそ
たんぱく加水分解物

これ、どういうわけか「添加物」には分類されない
味の素などの化学調味料(最近はうまみ調味料と表現している)だけでは表現できない
「うまみ」
を魔法のように作りだすことができるそうだ


このたんぱく加水分解物
袋めんやカップめんだけでなく
町のラーメン屋さんのほとんどが使っているというのが実態だ
台所に置いてあるインスタントラーメンを裏返し成分表示を見てみよう
ちゃーんと「たんぱく加水分解物」と表示されているはずだ

ラーメンだけじゃない

麺つゆ、納豆のたれ、焼肉のたれ、ドレッシング、カレールー、シチュールー、ミートソース、レトルト食品、冷凍食品、スナック菓子、せんべい、おつまみ、漬物、だしの素・・・・

こんなにも多くの食品に入っているのに安全性については多くを語られない

発がん性があるという報告がある
↓クリック
名古屋生活クラブさんの記事より転載

http://www.nagoyaseikatsuclub.com/essay/syokuhinnzyouhou/081.htm

2006年6月に、このFAO/WHO 合同食品添加物専門家会議(JECFA)が開かれ、3-MCPDと1.3-DCPの毒性を再評価しました。
その中で、1.3-DCPについて、発ガン性が重大な健康影響であると結論しました。

1日に体重1kgのラットなら2.1mg(0.0021g)の1.3-DCPを投与すること。
体重が2kgならこの倍。

この発ガンレベルの高いのに驚きます。この実験を読むと、発ガン以外にも肝臓の紫斑などの症状が低濃度でも出ているし、投与したラットの死亡率も高いので、毒性の高さが分かります。

ーーーー
最後にこのたんぱく加水分解物の作り方を紹介しよう
ちょっと、いやだいぶ、おぞましい


・植物性のたんぱく加水分解物
 大豆、トウモロコシなどの油をしぼったあとのカスを高圧をかけた塩酸で分解する
 または酵素で分解
もちろん原料の大豆、トウモロコシはほぼ100%遺伝子組み換え


・動物性のたんぱく加水分解物
 上と同様の処理だが、原材料がすごい
 屠畜の際に出た血液、毛、骨、皮、じん帯・・もちろん牛だけでなく豚や鶏
 他の鳥類・・
 つまり、鳥の羽もOK!


もうひとつ参考になる記事を紹介する
肉と添加物は想像以上に恐ろしかったより

たんぱく加水分解物(添加物)は牛由来?

「たんぱく加水分解物」の、この「たんぱく」ってなんだと思いますか?
加工品などによく使われていて、増量目的などに利用されている。
たんぱく加水分解物は日本でどのようなものを使用しているのかハッキリとは不明だが、
イギリスの本にこんなことが書かれてあった。


たんぱく加水分解物を作る際、鶏よりも牛の方が安上がりで、オランダでは昔も今(2005年時点)も牛由来を使っている。
イギリスでは特に消費量の多い鶏の胸肉へたんぱく加水分解物を注入し、有名ブランド肉として売られている。

イギリスの鶏肉の原産地はタイやブラジル。
タイなどの肉がオランダへ渡り手を加えられ、イギリスの工場へ。
そしてイギリス産として通っている。

実際、イギリスの鶏の胸肉を調べると、豚や牛の成分が検出されている。
そして豚や牛が注入された鶏肉をイスラム教やヒンズー教の人達も食す・・・
これは、紛れようもない詐欺なのに、詐欺をしても捕まらないのが食品業者の特権みたいですね。

このイギリスの工場では、追跡可能システムを取り入れているが、追跡してもウソの情報にしか行き着かないそうだ。
これは、日本でもそんなことは十分考えられる。

現在ヨーロッパで、たんぱく加水分解物を牛で作っているなら日本も牛の可能性がないとは言えない。

そして、恐ろしい新たな詐欺の手口が開発されている。
オランダの添加物業者が、たんぱく加水分解物の原料に牛を使用しても牛のDNAを破壊することに成功したそうだ。
ビデオに、その手口を誇らしげに発表しているオランダ人の姿が保存されているそうです。

この手の関係者達は、BSEが広がることや、それを減らしていくことはまったく頭にないらしい。
この先、人類は動物のように10年、20年の寿命が当たり前になるかもしれないですね。
食料もいずれ底をつく。
それなのに米や大豆までもが燃料化。
裕福層だけが生き残れる仕組みをちゃくちゃくと準備しているかのよう。
今現在もそれと同じ仕組みで飢餓で苦しんでいる人が沢山いる。

私達日本の庶民もそのうち今の飢餓で苦しんでいる人達と同じ仕組みで飢える未来があるかもしれないですね。


※この書籍には、加水分解たんぱく質とは、年老いた動物や、皮、骨、靭帯、羽毛など食用にならない部位から高温で、あるいわ化学加水分解で抽出したたんぱく質だと書かれている。
日本では「たんぱく加水分解物」と書くのが一般。
この書籍では「加水分解たんぱく質」と書かれているので、まったくの別物かもしれないが、私は同じ物質だとみたので、同一のものとして書いている。
※タイトルに、たんぱく加水分解物(添加物)と書いたが、正しくはたんぱく加水分解物は添加物に入らず「食品」として許されている。
               

(参考)危ない食卓 スーパーマーケットはお好き? 著者フェリシティ・ローレンス 
                                                
訳 矢野 真千子
                                                 2005年6月30日 発行


ーーー以上転載ーーー



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たん白加水分解物 (masa)
2018-06-07 08:58:16
こんにちは!
僕は食の安全・安心を提供する生協職員の立場としてコメントさせていただきますね。
生協職員というだけではなく、商品部商務と仕様書確認などをする品質管理の管理者も担っていました。
たん白加水分解物は塩酸で分解したときに発がん性があるクロロプロパノールを不純物として精製してしまいます。
ですので、塩酸分解法ではない手順で作られたたん白加水分解物は問題がないですし、塩酸分解でも不純物をCODEXの基準以下しか含まないものも危険とは言えません。
たんぱく質は分解をしていくと最終的には20種類のアミノ酸になります。アミノ酸にはグルタミン酸ナトリウムやグリシンのように人がうま味を感じるものがあります。例えばグルタミン酸ナトリウムまで生成されると食品添加物(化学調味料)になります。
たん白加水分解物とは、たんぱく質を分解していく途中のものであって、もとのたんぱく質が含んでいるアミノ酸の組成によって味が変わります。これは、かつおだしや昆布だし、○○エキスと同じ理屈です。大豆ペプチドなどもたんぱく質が分解したものですね。
このダシを効率的につくったのが「たん白加水分解物」や「アミノ酸液」です。
生協の品管では、これらの仕様を原材料までさかのぼります。最終的には牛であったり豚であったりサバであったりします。要は、そのままでダシになるものが多いです(フォンド・ボー、ポークエキス、サバ節などそれぞれに味が違いますもんね)。メーカーはブレンドによってその配合を工夫します。また、豚や牛、サバなどはアレルギーの表示推奨物質なので、原料規格書ではしっかり抑えられています。詐欺をしているわけではなく、商品によっては「サバを含む」などの表示も見られます。
原材料は例えばサバであれば三枚におろして棄てられる部分の有効活用です。日本は食料自給率の著しく低い国で、他国の食料を奪っている状況であるとも言えます。その国が、魚の頭や豚の頭や骨、皮膚などを有効に使うことは大切なことだと思っています。できあがる「ダシ」は一緒ですから。捨てれば産業廃棄物、環境汚染、使えば大切な資源です。
名古屋生活クラブという団体は、古い情報で人の不安を煽っていて感心できませんね。もし、よかったら日本生活協同組合連合会のQ6Aを参照ください。
https://jccu.coop/food-safety/qa/qa01_06.html
これからも有意義な情報を発信していってください。
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