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近年、健康志向が高まり、TVやネットで健康情報が盛んに流れているが、本来、健康とはいかにしてもたらされるものなのか、という本質の部分が逆に見えにくくなっている。
人間が健康になるための食べ物というのはスーパーでは売っていません。
売っているのは食品であって、食品ではダメです。
病院も食品しか出しません。
そうした物では病気はどんどん悪くなっていきます。
食べ物というのは、例えば、ホウレン草にしろコンニャクにしろ目で見てすぐに分かる物のことです。
自分の住んでいる土地の周辺でとれる物、木から採れる物、
そういう物を食べることが大切です。
さらにいえば、健康は食事だけでダメで、食事より水、水より空気が大事。
そして、生活全般を正すことが大事です。私はこのことを60年間言い続けてきました。
私の所はもちろん薬も使いません。
健康になるには、3つのことだけ知っていればいいです。
まず、
地場で採れた物を食べる。
全体を食べる。
生きた物を食べる。
これだけでいいです。
まず、
その地場の物を摂るということが大切です。
農薬とか輸入食品とかはその後の問題です。
加工食品も食べ物とはいえません。
食べ物を家に持って帰って自分でそれを加工するのはいいですよ、煮たり焼いたりして。
しかし
加工食品として出来上がっているものは、もはや食べ物とはいえません。
自分の住んでいる土地で出来る物、季節の物で、芽が出てくる物、動物なら子供が生める物、それだけを食べていればいいのです。
例えば、
養殖魚は海の魚とは食べる物が違います。
養殖魚は泳ぐ動物ですから、一番使うヒレとかに異常が出てきます。
サルにしても合わない食べ物を摂ると四肢に奇形が出てきます。
唯一哺乳動物の中で人間は心を使っています。
昭和20年以降日本人は合わない食べ物をとってきたため心がおかしくなったのです。
食べ物で一番影響を受けるのは心の部分です。
食品添加物とか農薬以前に根本的なところで間違った物を食べ続けてきたのです。
子供達のことでいえば、一番大事なのは胎児ですが、問題なのは妊婦さんの食事です。
牛乳を飲んだり、パンを食べたりしていてはダメです。
牛乳にしても、例えば、哺乳動物は4000種類以上いますが、それぞれおっぱいが全部違います。
ライオンのおっぱいとトラのおっぱいでは違います。馬と牛でも違います。
仮に4000種類の動物がいるとすると、3999種類の動物は自分のおかあさんのおっぱいでしか育っていません。
日本人も昭和20年まではおかあさんのおっぱいしか飲んでいませんでした。
動物の牛のおっぱいを飲ませていたらおかしくなるのは当たり前です。
とくに生まれる前の胎児、離乳期前の子供たちをしっかり育てることが大切です。
離乳食を飲む前はおっぱいしか飲みません。
ライオンにとってはライオンのおかあさんのおっぱいが完全栄養食品です。
日本人の赤ちゃんには日本人のおかあさんのおっぱいが完全栄養食品です。
厚生労働省が、1900年から統計をとっていますが、昭和20年までがんはほとんどありませんでした。
昭和20年あたりから明らかに増えています。
昭和20年まで食べていたものは玄米です。
玄米は芽が出ます。
学校給食で玄米のところもありますが、ほとんどが白米です。
胚芽の栄養になるのは外皮の糠の部分です。
糠がなかったら胚芽米から芽が出てきません。
芽が出ないような白米をいくら食べても意味がありません。
大多数の学校給食ではこうした芽が出ないような白米を食べさせています。
日本人に合わない物を食べていたら心がおかしくなります。
食べ物を変え、心を変え、生活環境を変えることが大切です。
「三里四方の物を食すれば病せず」と昔の人は言ったものですが、
一里というのは4キロですから12,3キロ圏内のものを食べればいいということです。
まず自分の住んでいる土地の物を、自分で作って食べることが大切です。
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