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オリーブオイルのウソ

2021年08月06日 05時56分21秒 | 食にまつわる話
内海聡FBより転載
2021.07.16


ーーー転載開始ーーー

オリーブ油に関してはポール・ファッサ(市民ジャーナリスト)のこの記事が分かりやすいです。
要約して抜粋します。
翻訳はおなじみの為清勝彦氏です。

低温圧搾のエキストラバージン・オリーブオイルと表示されたオリーブ油であれば、最高級のサラダオイルだと思われるだろう。
ラベル表示の通りであれば、しかもイタリア産ならば、最高に健康に良いオイルだと思われるに違いない。
だが、本当にそうだろうか?
過去20年間、オリーブ油業界ではいくつかの詐欺事件が発生している。
混ぜ物を加えたオイルは大量に破棄されているが、ほとんど起訴された例はない。
「エキストラバージン・オリーブオイル」と表示されているものの大半は、実はそうではないというひどい事実がある。

実際のところ多くのオリーブオイルに添加物が混ぜ込まれており、それによりオリーブ油の健康効果は打ち消され、水素添加加工されたオイルの毒性が我々の身体を侵すことになる。

安売りのスーパーで「エキストラ・バージン」とか「バージン」と表示され、大きなプラスチックのボトルで売っているオリーブオイルを信じることはできない。

純粋な高級オリーブオイルの場合、オリーブは、機械ではなく手で摘まれる。
オリーブの実を傷つけず、葉や小枝が混ざらないようにするためだ。
そして、摘み取ると時間を置かず、低温で圧搾してオイルを抽出する必要がある。
熱も化学薬品も加えない。
遠心分離機が使用されることが多いが、厳格な人は、伝統的な石の圧搾器を使う。
というのは、水溶性の抗酸化ポリフェノールの多くが、遠心分離機に必要な水で洗い流されてしまうからだ。
だから、石の圧搾器の方がベターである。

抽出されたオイルは、色の着いたビンかステンレスの缶で保存しなければならない。
プラスチック容器では、オイルが容器の化学物質を吸い込むからだ。
昔ながらの小規模なメーカーであれば、濾過していないオイルを売ってくれることが多い。
濾過されていないので、沈殿物があったり、濁って見える。それに有機栽培のオリーブを使っている。

そうしたオリーブオイルは値段も高くなる。
だが、安いものを大量に使うよりも、少しだけ使う方が、健康には遥かに良い。
今の日本において流行っているものは、そもそもすべてがまがい物、そもそもすべてがニセモノなんです。

よく選んでよく考えないとみんな詐欺られて終わりです。

ーーー転載終了ーーー

 


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