知らぬ間に食べているより転載
2020年04月01日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/49/5d66049138350731c11a6f3a3971ed51.jpg)
ーーー転載開始ーーー
健康と謳っているのに発がん性を疑われる物質が混入
特定保健用食品(トクホ)に認可され、「ヘルシーな健康油」として販売されていた花王の「健康エコナ」に発がん性物質(グリシドール脂肪酸エステル) が含まれていたことから、花王ではトクホの取り消しを申請、販売を中止しましたた。
「トクホ」マークの信頼性に疑いが生まれるほどの大事件でしたが、そもそも発がん性物質が含まれている食用油を、なぜ厚生労働省はトクホとして認可できたのでしょうか。
大豆油となたね油を分解してから、再合成してできる化学合成油それがエコナです。
この化学合成の過程で、体内で発がん性物質に変わる懸念が指摘されているグリシドール脂肪酸エステルが発生しました。
グリシドール脂肪酸エステルは、ジアシルグリセロールを含む食用油の精製脱臭工程で発生します。
だが、エコナの場合、通常の100倍もの量が発生。
この不純物が、トクホの審査では調べられていなかったのです。
食品中の発がん性物質については、一生食べ続けた場合に発がん率が「10万人に1人」より増える場合は規制する、というのが国際基準。エコナの場合、含有するグリシドール脂肪酸エステルの量から計算すると、「2500人に1人」の発がん率になります。
なんと、国際基準の40倍。
まったくとんでもない健康抽が国の「御墨付き」の下で販売されていたということです。
購入時の注意点
「トクホ」といっても盲信しないことです。
令和2年時点で約1074品目品目が認可されていますが、エコナのケースのように、審査にあたり、企業側から都合の悪いデータが出てくるわけがないのです。
また、「トクホ」に過大な期待を持って、日常のバランスのとれた食事や運動といった、基本的な健康管理がおろそかにならないように注意しましょう。
ーーー転載終了ーーー