食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年06月10日
ーーー転載開始ーーー
過去5年間のストーブ火災全般の死者は80代が最も多く70代と続く
■寝る時やその場から離れる際はスイッチを切る習慣を
東京消防庁管内(東京都)で、過去5年間に起きたストーブ火災の7割が、「電気ストーブ」だったことです。
東京消防庁管内(東京都)で、過去5年間に起きたストーブ火災の7割が、「電気ストーブ」だったことです。
ストーブ火災の内訳は、電気ストーブが72%、石油ストーブ20%、ガスストーブ8%でした。
死者数は48人、年齢別では80代が最も多く、次いで70代など高齢者が多く亡くなっています。
一方、東京都が都民2万人を調査した結果、「最も火災の危険が高い暖房器具は?」の問いに、約80%が石油ストーブと回答し、電気ストーブはたった4.2%でした。
一方、東京都が都民2万人を調査した結果、「最も火災の危険が高い暖房器具は?」の問いに、約80%が石油ストーブと回答し、電気ストーブはたった4.2%でした。
また石油ストーブは1m未満の距離で使用しているとの回答3割に対し、電気ストーブは6割を越えています。
このことから、生活者の意識とストーブ火災の実態にギャップがあることが明確になったようです。
電気ストーブの火災を見ると、寝具類や衣服、洗濯物がストーブに触れて出火したケースが多いと言います。
電気ストーブの火災を見ると、寝具類や衣服、洗濯物がストーブに触れて出火したケースが多いと言います。
ストーブの前で洗濯物を干していながら、他のことに気を取られてしまう、あるいはストーブを点けたまま寝てしまい、布団が接触して火災を起こすことが挙げられます。
また電気こたつの中に衣服を暖める・乾かすつもりで入れた場合でも、発火したケースが見られました。
東京消防庁は、電気ストーブは「火を使っていない安心感」からややもすると注意が疎かになり、火災が多く発生していることを注意喚起しています。
東京消防庁は、電気ストーブは「火を使っていない安心感」からややもすると注意が疎かになり、火災が多く発生していることを注意喚起しています。
特に高齢者は、どうしても注意緩慢なところが見られヒヤヒヤします。
東京都の担当も、ストーブを物から十分に離し、寝る時やその場から離れる際は、スイッチを切る習慣を付けるよう呼び掛けています。
■■危険への対策■■
電気ストーブへの“安心感”は、払拭しましょう。
被服などに近付け過ぎたら、どんなタイプのストーブでも同じです。
高齢者は、本人を始め家族で見守りましょう。
■■危険への対策■■
電気ストーブへの“安心感”は、払拭しましょう。
被服などに近付け過ぎたら、どんなタイプのストーブでも同じです。
高齢者は、本人を始め家族で見守りましょう。
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