健康宅配便より転載
2013-09-29
2013-09-29
ーーー転載開始ーーー
英国ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの
研究者たちが遺伝子とライフスタイルが
老化に与える影響を研究・検証しました。
その結果、ラットの食事の量を40%減らすと、
20~30%のラットよりも長く生きることが判明
しました。
また、同研究チームによりますと、
心臓血管の病気、がん、アルツハイマー病といった
神経変性疾患など、加齢に伴ってかかりやすい
病気のリスクも減る可能性があると指摘きました。
すでにこのような小食による効果は、以前からも研究
されており、1935年のマッケイ博士の研究でも、
30~40%のカロリー制限をした動物は、自由に摂取
した動物よりも寿命が長くなり、ガンなどの加齢関連
疾患に発症する確率が低くなったとされます。
さらにフランスのド・ヴリーズ博士は、断食すると
皮膚の若返りが著しく、シワ・シミ・そばかす・
発疹・吹き出物が消えていくと述べており、
スペインの老人ホームでは、通常の食事と水断食を
1日おきにやったグループと、毎日通常の食事をした
グループを比較したところ、前者の老人たちが圧倒
的に長生きしたとのことです。
そして1975年、米国ミネソタ大学のM・J・マレイ博士の
研究では、サハラ砂漠の飢餓の遊牧民たちに食料を
与えたところ、突然にマラリアや結核などの感染症が
増えたそうで、栄養過多が感染症を誘発し、我々が
食べる食物中の栄養素は、実は、体の維持よりも、
病原菌の分裂・増殖に利用されるのではないかと
いう仮説も立てられました。
摂食=健康の維持ではなかったのです。
むしろ、食べない方が、免疫抵抗力が上がり、
長寿、老化防止を促し、ガンさえも縮減すると
いう成果も実際あるのです。
元来、人類は、空腹=飢餓の状態の中で生き抜き、
獲得してきた体内のメカニズムがあるわけです。
貴方は、ガン細胞さえ命を守るために存在している
ということが信じられますか?・・・
(つづく)
ーーー転載終了ーーー