内海聡Xより転載
2024年11月19日
ーーー転載開始ーーー
胃薬の大半にはアルミニウムが入っている。
このアルミニウムが重要なのである。
アルミニウムについては人体にとっては必須元素であると同時に、取り過ぎれば様々な体の弊害をもたらすことが知られている。
アルミニウムイオンの摂取がアルツハイマー型認知症の原因のひとつであるという説があり、これについてはまだ確定たる結論は出ていない。
この説は、第二次世界大戦後、グアム島を統治した米軍が認知症の率が異常に高く、地下水検査でアルミニウムイオンが非常に多いことがわかったのが元になっている。
雨水と他島からの給水によってその率が激減したこと、また紀伊半島のある地域で認知症患者が突出して多く、これも上水道の完備により激減したことが根拠とされる。
後者も地下水中のアルミニウムイオンが非常に多かった。
もっともこれらの調査例は完全な根拠とはなりえないともいわれており、より詳しい医学的追求が必要であるとされる。
さて、このアルミニウムの話と、総論の話を総合して皆さんはどう思われるだろうか?
医学界がわからないとか否定的だって言ってるんでしょ?
だったら正しいんじゃない?と思っているから、今の日本人は今の状況なのである。
なぜもっと詳しく研究をしないのだろう?
なぜこの事が完全な証拠がなくてもオープンにされないのだろう?
もちろんそれは理由があるからに他ならない。
アルミニウムは脳の認知障害についてはまだ不明な点があるが、腎臓障害や末梢神経毒を呈することは脳内の事よりも証明されている。
その事もありWHO(世界保健機構)では、 成人50kgの方の、1日許容摂取量を最高50mgと規定している。
通常の一般人の1日摂取量は人にもよるが数mg程度で、多くても10mgとか20mgという程度だ。
では胃薬にはいくらのアルミニウムが入っているのだろうか?
例えば代表的なスクラルファートの添付文書を参考にすると、スクラルファートには一日量で400mg~500mg近いアルミニウムが入っているのだ。
他にも市販薬などでもアルミニウムが入っているものは枚挙にいとまがない。
このアルミニウム胃腸薬以外にもバファリンなどの解熱鎮痛薬にもアルミニウムは含有されている。
詳しくは自分で調べてみてもらいたい。
なぜこんなに入っているかはこれまでのことを総合して考えてもらいたい。
ーーー転載終了ーーー