食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年05月20日
2019年05月20日
ーーー転載開始ーーー
成分不明の化学物質が頭痛や皮膚のかぶれを起こす
■噴霧状で吸い込むと1万倍も毒性が強くなる
臭いや黴菌を気にして、「消臭・除菌スプレー」を愛用している人が結構多いようです。
まるでTV/CMのように、部屋の何にでもスプレーして満足している場合ではありません。
スプレーの中に含まれる1/1000ミリ以下の霧状の化学物質の微粒子が、何時間も部屋中に漂い私達の身体にどんどん吸い込まれていきます。
吸い込んだ薬剤は肺から吸収され、肝臓で分解されずに体内に回るので、食べ物と一緒に胃腸から吸収される場合より毒性が100~1万倍も強くなるのです。
こうして消臭・除菌スプレーは、私達の生命力をどんどん奪い取っていくのです。
英・ブリストル大学の研究グループのマウス実験では、消臭スプレーに数多く含まれる化学物質が皮膚に浸透し、身体の抵抗力を弱める恐れがあることが実証されています。
英・ブリストル大学の研究グループのマウス実験では、消臭スプレーに数多く含まれる化学物質が皮膚に浸透し、身体の抵抗力を弱める恐れがあることが実証されています。
消臭スプレー・ヘアスプレーが、妊娠女性や赤ちゃんに影響が大きいことが明らかになっています。
その影響度は、スプレーをほぼ毎日使う女性は週に1回未満の人に比べて、頭痛持ちの割合が25%、出産後のうつ病では19%も高い数字です。
また生後6か月以下の赤ちゃんも、耳の疾患が30%も多かった結果(投稿者:どうして耳なのかは不明)が出ています。
■数多く使うと効果が消え身体への毒性だけが蓄積される
■数多く使うと効果が消え身体への毒性だけが蓄積される
国内の報告でも抗菌加工品から溶け出した薬剤のためにかぶれたり、気化した薬剤を吸い込んで頭痛や不快感を感じた例がいくつでもあります。
どのメーカーのCMも小さな子供を守るイメージですが、実際は反対に不健康・不衛生を助長し、アレルギー体質化させていることを認識して下さい。
身体の中に除菌剤が侵入すると、白血球が除菌剤と戦うために、活性酸素が生じ老化を促進してしまいます。
結果的に、皮膚を傷めることになるのです。
また除菌スプレーを繰り返し使っていると、黴菌が薬剤に対して耐性を持つようになり、効かなくなっていくのです。
反面、自分の身体へは毒性ばかりが蓄積していきます。
問題は、消臭・除菌スプレーがどんな化学物質や除菌剤が使われているか分からない点です。
問題は、消臭・除菌スプレーがどんな化学物質や除菌剤が使われているか分からない点です。
有機系の除菌成分や穀物由来成分などと書かれているだけで、非常に不明確(不透明)です。
多くの健康被害が出ている関係上、スプレー製品にも表示義務や注意表示を義務付ける必要があると思います。
化学構造上、悪臭物質を分解するものでなく包み込むだけなので、消臭効果は一時的なものです。
臭いを消しているのではなく、香り物質で誤魔化しているのです。
安易に“清潔ブーム”に踊らされずに、その裏に潜む危険性や“本当の清潔感”とはどういうものかを考えるべきです。
■■危険への対策■■
■■危険への対策■■
毎日のように消臭・除菌スプレーを使っている人は、いつの間に自分だけでなく家族(特に小さなお子さん)の健康を損ねて いることに気付きましょう。
女性や子供は、影響を受けやすいのです。
家族の誰かが頭痛持ちなら、1週間は家の中のスプレーを全面禁止にしてみることです。
家族の誰かが頭痛持ちなら、1週間は家の中のスプレーを全面禁止にしてみることです。
軽くなったら、次にどのスプレーか調べてみましょう。
スプレーしたことで清潔になったと思い込んで、洗濯や掃除が疎かになるほうがよっぽど不潔です。
スプレーしたことで清潔になったと思い込んで、洗濯や掃除が疎かになるほうがよっぽど不潔です。
安易にスプレーするより、部屋の換気・雑巾掛けをしましょう。
ーーー転載終了ーーー