愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

コロナ自粛で増えた新規テイクアウト店は高温下販売の経験不足から食中毒の危険性

2020年08月26日 05時41分23秒 | 食にまつわる話
食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2020年06月02日


ーーー転載開始ーーー

個人店は健康的な食材を使っていることから皮肉なことに食中毒が起きやすい

■食中毒を起こすと客も店も疲弊した医療機関と保健所にさらなる負担を掛ける

新型コロナウイルスに関する、緊急事態宣言が解除されました。自由な往来が始まれば、見方によっては、これからが一番コロナ感染の危険性が高まると言えます。

さて梅雨・猛暑を前に、こうしたコロナの影響もあり、今年は例年以上に食中毒が懸念されます。
飲食店によっては、自粛中に始めたテイクアウトをそのまま続けています。
テイクアウト料理は店先や屋外に長時間並べられるため、これからの梅雨や猛暑を控え特別な配慮がいります。
従来の大手・中堅の弁当チェーン店などは、長年、管理や経験を積んでおり衛生管理と対策が徹底しています。
苦難が続く中小店、急遽、始めた店、個人店は、この夏が初めての経験です。そこで問題は高温下販売の経験不足から、お客は食中毒に対しての注意が必要です。

*投稿者補足/コロナで打ちのめされた彼等に、追い打ちを掛ける気は全くありません。
しかし衛生上の問題は、ハッキリさせておくべきと考えます。

飲食店は、創業時に保健所から許可を得る際に、数々の面で指導を受けます。
しかし今までテイクアウトして来なかった店は、どうしてもノウハウが乏しいのです。
高温環境時の菌が増殖するスピードは想像以上に速く、慣れていない店は食中毒を起こす恐れが高いでしょう。
店先や屋外に置くことを考え、今まで以上に野菜などのO-157、食肉などの徹底管理が求められます。

裏話で弁当チェーン店やコンビニなど一例を示すと、野菜は健康に悪い薬剤に浸し、他の食材も特定成分を混ぜ、栄養を度外視してまでも腐りにくいように作ってあるのです。
でも個人店ではそんな技術はなく、健康的な食材を使っていることから、皮肉なことに食中毒が起きやすいのです。
さてコロナの影響で保健所がかなり疲弊しており、例年行っていた飲食店への食中毒の指導・注意喚起が手薄になっています。
実際に食中毒を起こしてしまうと、コロナ対応で追われている医療機関や保健所へさらなる負担が掛かってしまいます。

■コロナ・食中毒の観点からオープンタイプのむき出し食材の危険性(幸い激減)

投稿者としてかねてから申し上げてきた、オープンタイプのむき出し食材の危険性、タッチパネル注文の衛生上の盲点、これらはコロナ感染の影響から急激に見直されたのは幸いに感じます。
当ブログでは以前から、食の安全・安心をテーマにして参りました。
コロナ禍の現況から、ますます食品のカラクリシリーズ、回転寿司の真相シリーズで注意喚起してきた記事の重要さを感じております。
新型コロナ対策のために書いた投稿ではなく、かつて書いた食中毒の注意喚起の記事です。
現在でも通ずる内容、現在だからより通ずる内容かもしれません。
コロナ感染後の今としてみれば、食中毒の防止に加えコロナ感染源の観点からも参考にして頂ければと存じます。
本来、衛生は店が最大限、配慮するものです。
しかし今やお客側(消費者)にも、スタンスが求められます。
最低限の知識を持って、防御する必要があると考えます。

ーーー転載終了ーーー




いいね!と思ったら↓クリックお願いします

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 消臭・除菌スプレーを使うと... | トップ | 【拡散希望】嬉しい! 嬉しい... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

食にまつわる話」カテゴリの最新記事