内海聡FBより転載
2023年05月09日
ーーー転載開始ーーー
「DSM」とはアメリカの診断マニュアルですが、これには943ページにわたって、374の精神「障害」リストが載せられています。
わずか2キロほどのこの本が、私たちの政府、裁判所、軍隊、メディア、そして学校などのような現在の社会のあらゆる分野に影響を及ぼしています。
これを利用して精神科医は、強制的に精神薬漬けや、子どもの略奪、そして最もかけがえのない個人の自由を奪うことさえできるのです。
これは3300億ドル市場と呼ばれる精神医学産業を突き動かしているエンジンといえるでしょう。
「DSM」の診断基準には何の裏づけもありません。
それはエセ科学によって入念に作られた、ただの見せかけにすぎません。
ここでは「DSM」の診断基準を決める会議に参加した人間の、後の告白を掲載することにしましょう。
「精神科医たちは部屋のいたるところから自分の意見を叫んでいました。そこで一番大声を張り上げた人の意見が聞かれていました。私の印象ではそれは会議というよりも、タバコのオークションみたいでした」
「あまりの知的見解の低さにショックを受けました。診断はレストランを選ぶときに使うような多数決で決められたんです。君はイタリア料理かい、私は中華だな。じゃあカフェテリアに行こうという感じで。それからその結果がコンピュータに打ち込まれます」
こんなことにより作られた診断とやらを、皆さんは信じるのですか? 精神疾患などというのは科学的にも医学的にもどこにも存在しないものだというのに……。
そもそも現代の精神医学における精神疾患の根拠は、「モノアミン仮説」を利用しています。
モノアミン仮説とは、セロトニンがうつ病に関係するだとか、ドーパミンが精神分裂病(統合失調症)に関係するだとか、そういう仮説ですが、もともとその仮説は1960年代にジョゼフ・シルクラウドという人物が提唱し始めたものです。
しかしすでにモノアミン仮説というのは否定されています。
うつがセロトニンと関係することもありません。
精神分裂病(統合失調症)がドーパミンと関係することもありません。
いまだ2012年現在であってもそのホルモンさえ測定することができません。
仮に測定することができたとしても主観に基づく症状との因果関係を、説明することなどできません。
近年はグルタミン仮説というのも出現していますが、この研究にも何の意味もありません。
このモノアミン仮説は薬の構成を見ていればわかるように、薬がセロトニンやドーパミンなどのホルモンに影響を与えることだけはわかっているから、逆説的にすべての精神病はセロトニンやドーパミンが関係していると、逆定義したものにすぎないのです。
これは非常に巧妙な詐欺で、あらゆる医学者、科学者、食品学者、栄養学者、エセ健康学者がこの仮説を信じ込んでしまっているのです。
精神医学界はこの仮説が莫大な金を生み出すことをすぐに予期し、ある会議の中で正当なる論理として継承していくことを決定しました。
それが今のセロトニンやドーパミンブームの始まりです。
実際、その後セロトニンやドーパミンと病気との因果関係は、「ない」ということが多くの海外論文により証明されています。
こうやってウソの中にウソを積み重ね、それが本当であるかのように見せかけ続けてDSMは作られてきたのです。
精神医学がなくなってもらうと困るのです。
これは家族会の家族たち自身が優生学の虜になっているのと同じです。
<大笑い! 精神医学より引用>
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