養生LABOより転載
2016/6/26
ーーー転載開始ーーー
薬は石油から合成されているものが多いという事実
http://youjo-labo.com/medicine-oil-3650.html
「薬を使わない薬剤師」として有名な宇多川久美子さんにお話を伺ってきました。
ーーー薬は石油でできているって言うのは本当なんですか?
そうですね。西洋薬はほぼ石油でできています。
元々、20世紀最大の発見といわれた抗生物質ペニシリンはカビから発見されたものですが、今は合成ペニシリンと言いその構造式を同じように科学的に作ったものなので、
漢方とかでなければ私達が口にしている薬はほぼ石油から作られている化学合成品です。
ーーーワクチンも一緒なんですか?
ワクチンは普通に考えたら、菌を培養させるわけですから試験管ではなくて何かしらの生物を使って増殖させます。
人間で、菌やワクチンを増殖させる事はできませんから、カエルや動物細胞の培養で生じた細菌や野生のウィルスを使うわけです。
ワクチンに残留している水銀は、神経毒として知られていますし、アルミニウムは骨髄、脳の変性を起こす可能性が指摘されていますし、防腐のためのホルムアルデヒドは発ガン性がいわれています。
違う種で培養して、活性を上げるためだったり、安定して長く保つために添加物を加えて・・・
それを人間に入れているということです・・・
ーーーロキソニンは強いイメージがありますがバファリンなどに比べるとかなり違ってくるんですか?
解熱鎮痛剤は人によって効き方もすごく違いますね。
ロキソニンは効きもいいし、最近では一番カジュアルな感じででているものかなと思います。
きれいなピルケースに市販薬を入れて持ち歩く女性が増え、薬がファッションの一部にもなってきているのです。
こうした薬の飲み方を「カジュアル飲み」というそうです。
でも世界中で一番副作用が、でているのがバファリン(アスピリン)ですね。
副作用で一番多いのは胃腸障害から始まって、喘息を起こすこともあるし、血管を収縮させてしまうので、習慣的に長く使っていると体温低下にもつながっていきます。
これはよく聞く話なんですが、薬をやめたら体温が1℃上がったなどありますね。
「先生、嘘だと思っていたら、やめたら35℃だったのが36℃になりました」って本当に体が証明しているんです。
アスピリンが主成分のバファリンはプロドラッグといって、胃では守られているように作られていますが、でもそれはそうしないといけないくらい胃を荒らすってことですよね。
バファリンもロキソニンもNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)という薬ですが、炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生成を抑えて痛みや熱が出ないようにしているんです。
でも、このプロスタグランジンは、実は胃腸の粘膜を保護する働きもしているので、プロスタグランジンの生成を抑えてしまうと胃腸のバリア機能も弱くなって、粘膜が荒れやすくなってしまうんです。
ロキソニンはこの3月には、腸閉塞が起きたことが報告されましたが、でもそれがロキソニンと結びつかないかもしれない。
だから見逃されている副作用もかなりあると思いますよ。