オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ええ加減事情

2015-08-25 22:50:26 | 日記
ゴールドコーストは、

数人でやっている小さな会社とか、自分の名前だけでやっている、自営業が多いのです。


電気関係、ガス関係、水回り関係、みたいに免許の必要な専門職もあるけれど、


掃除屋さんとか、庭の芝刈りやさんとか、庭木切る屋さんとか、窓拭き屋さん、エトセトラ。


でも、


日本の様に、ただで来て貰えるなんて思っていたら、大間違い!


大体、宣伝広告に、”時間通りに行きます!” なんて書いてある位だから、


時間通りになんて来るところが、珍しいと言うことで、


予約した時間になっても来ない…


で、電話してみると、

”今日は駄目だから、また明日ね”と言ったすぐ後で、 ”明日もダメ、来週ね”

 
〝なんだそれー”


なんていうのは、まだましでな方で、全く連絡の無いやつもある。


それでも、やっと来てくれて、お仕事は一応、プロらしくやってるじゃん! なんて思っていると、


お支払い、言っていた値段と全然違ったりする。


 ”思ったより時間がかかったからねぇ”


そら、貴方の技術不足のせいでしょ!


で、結局、帰った後で良く見ると、逆さまについていたり、直ってなかったりするのです。

 
 ”なめてますか?” 


またまた、電話してきてもらわなければいけないと思うと、もう、うんざりなのです。



オーストラリアで、


DIY = "Do it yourself"


という言葉をよく言うけれど、それは、こういう諦めから、自分でやるようになって、


やってみたら、意外と簡単にできるじゃない?!だったら、あしたからこれ、お仕事にしよう!


なんて言う風に、自営業、増えたんじゃないかなぁ!



…こうして、私のFBする時間と、睡眠時間が減ってゆくのでございました。









オーストラリア 平屋暮らし事情 

2015-08-19 00:30:21 | 日記
子供のリクエストから、アパート住まいを終了し、


平屋住まいになったわけですが、


アパート住まいの時のように、家賃や、管理費などを払わなくて良いと喜んでいたのに、オーストラリアでは、

色々なお支払いがあって、結局高くつくのです。


まず、rate というものがあって、水道代プラス、市役所のサービス(ごみ収集とか、図書館、駐車場など)


へのお支払い、になるそうで、どこに住んでいるかとか(人気の居住地だと、お高い)土地の大きさとか、


果ては、家のトイレの数とかで、値段が決まるそうなのです。


因みに、人気のゴールドコーストに住んでいる私ですが、半年で15万円くらい。


高い!高い!そんな事、知らなかったぁ!!ずるいなぁ、先に言ってくれないとなぁ、と言っても後の祭り。


おまけに、請求書の裏面の注意書きには、


”払えなかったら、あなたの家を強制的にオークションにかけて売るから、よろしくネ!”と書いてあるではありませんか。


ああ、あの、”政府取り押さえの超お買い得オークション”というのがあったけど、こういうことだったのね、、、と今更納得。


 恐ろしいなぁー!



その他にも、出費はいっぱいあって、


例えば、アパートに住んでいればただでついてくるセキュリティ。


隣家との距離が広いオーストラリアでは、母子家庭なので、セキュリティは気になるところなのですが、


自分ではいれば、月に1万位、さらに何か起こって警報がなったりしたら

(小さなことに反応して、なることがあるのです)


”自分で見に行きますか?”なんて電話がかかってくるけど、行けるわけないので、

結局、出張手当としてさらに1万円お支払いするのです。


エアコンが壊れても、アパートのように、お抱えのメンテナンスのおじさんがいるわけでなく、


エアコンスペシャリスト、というなる人を見つけてお願いしないといけないし、


水回りや、ガス周りは、配管工事やさん、雨漏り専門屋さん、電気配線専門屋さん、


庭掃除は、芝刈り専門、高い木専門、普通一般の植木専門 etc etc...



この人たちは、基本的に時間給なのですが、下手な人だったりすると、時間ばっかり食って、一向に直らなくても、


やっぱり、徴収されるのです...”ああ、上手くゆかなくって時間かかったから、3万円ね” なぁんて。


冗談じゃない、上手くさっさとできないのは貴方の実力不足でしょうが?


と思いつつ、それでも支払うのがこっち流。だから上手い人は人気があって、一見さんでは、なかなか来てもらえないのです。


先週、”普通一般の植木専門屋さん”を、お願いしたんだけれど、約束した日に来ない。


契約してから入居まで3か月かかっているので、木と草が伸び放題なのです。


ご丁寧なことに、前のオーナーは、


南国情緒よろしく、庭と庭の周り中に、竹とヤシの木のあいの子みたいなのをずらーっと植えてくれたので、


半端じゃなく植物の育ちの良いオーストラリアの木々はすくすくと育って、


もう、雀のお宿、ならぬ、化け物屋敷になっているのです。


日光が入らなくて、日中でも薄暗くて寒い部屋。


いっそのこと、大島紬を着て、日本の古き良き文化、紹介するよ、と言って、


日本の美しい、うら若き砂かけばばあとしてデビューでもしたら、人気者になれるかもしれない?


等と、、、お金儲けも考えたけれど、どこかに無理があるような気もするので、



仕方がなく、つば広の帽子と、大はさみを買って、


自分で切りまくったのでした。


切るのは結構楽しかったのだけれど、


切った葉っぱは、生ごみとしていちいちビニール袋に入れて出さないと、


ごみ集めのおじさん、ご丁寧に、ごみ箱からわざわざ、放り出していってくれるのです。


ああ、、、


どこまでも、慣れにくい、平屋暮らしなのです。
















オーストラリア 住宅購入事情

2015-08-10 22:38:31 | 日記
私事ですが、6年続いた裁判は、示談で終わり、


6月に来た誕生日に、年金が満期になったので、有り金かき集めて家を買うことにしたのです。


時に、この所、Gold Coastの物件は上昇期にあり、


さっさと買わないと、この限られた予算内では何にも買えなくなってしまうので、


兎に角、毎日のように必死で、探し回ったのです。


だって、先月まで5000万円くらいだったお家が、今月見たら6000万以上! 素敵なお家で、人気があったのかもしれないけれど、


そら、慌てますよねぇー


最初は、新聞やインターネットで捜すのですが、これは、うちの次男の仕事。予算内で、素敵なお家を探しては、

“これ買う?”と言ってくれます。で、


最終的にはやはり、2人で現地に赴かなければいけません。(反抗期の長男はついてきません)


此方は、日本のように、住宅展示場に行くだけで、お弁当がもらえたり、タクシー代が出たりなんてすることは無いのだけれど、


それでも、素敵なお家だったりすると、野次馬見物人が多くて、何のご褒美が無くても、後から後から、


”お宅、はいけーん!” と、エクササイズがてらに、見に来るのです。


賃貸でなくても、ここでもやっぱり不動産屋が強気なのは、


日本のように、”人気の物件は抽選で”なんてことはなくて、


あくまでも、値段とオーナーの気分次第?もっとはっきり言えば、不動産屋さんの気分次第? だと思うのです。


だって、値段交渉だって、不動産屋さんを通してするので、不動産屋さんがオーナーに


”こんな所で売ってあげたら? 相手は新婚さんだし” 


”いや、この家はもうすぐしたら、値打ちが上がるから、少し待って” とか、とか、とか、とか、、、



毎週末になると、沢山のお家が同時に、何処で何時から何時まで、ご開帳しますよ! と言う情報が新聞に載ります。




気になるお家をチェックして、ご拝観に行き、うまくいけば、その場で即決、SOLD! 


一足違い、なんてこともあるので、凄くお気に入りなら、兎にOPEN一番に見にいくのです。



しかしそこは、広いオーストラリア。おまけに、人気のお家は、強気の60分だけご開帳なんてところもあるので、


(大体2時間くらい?多い所なら5時間くらい開ける所もあります)


幾つもの家を見ようとすれば、時間と地図を睨めっこして、計画を立てなければいけません。


さて、


貧乏性の私には、10万円以上は大きすぎて、100万も1000万も、1億円だって同じ。


思い切って, ”エイヤッ”と、買った家は、古くたって、多少雨漏りがしたって、底冷えがしたって、


あっちこっち、ペンキがはげていても、レンジが壊れていても、外灯がつかなくても、


”悪いけど、売るから来月出て行ってね” なんていわれる心配の無い、自分の住処を得ると言う事は、


もう、涙が出るくらい、狂乱狂舞なのです。








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