日本は、夏、なんですね。
オーストラリアは真冬で、今朝のGold Coast は、18度だったんだけど、気分的には、クリスマスシーズン。
実際、クリスマスインジュライ、と言うパーティもあちこちでちらほら。
慣れたら寒いという話はしましたが、他にも
在豪もン年になると、すっかり当たり前になっていて、来た当時の驚きも忘れているので、
今回は習慣の違いなど思い出してみます。
1.先ずは、めでたく、学生ビザでも何でもいいから取れて、入国の運びとなる訳ですが、
犬や猫は連れ行けても、ウサギは連れてゆけません!(様々な厳しい手続きとお金、又ものによっては連れていけませ ん)
私には、それはそれは、可愛がっていた、ペットのウサギのピーちゃんがいたわけですが、
泣く泣く、お別れせねばなりませんでした。ピーちゃんも、泣いておりました (´;ω;`)ウゥゥ
2.こっちに来て、結婚したわけですが、それなりのビザ申請が必要で、ビザ目あての偽装結婚が増えてきていた折柄、
結婚までの道のりもけっして容易なものでは無く、12か月同棲していた証拠とか、
その間、オーストラリアに滞在していたか、とか、日本で犯罪を起こしていないか、とか、
最後に揃える書類も、結構煩雑で、かなり詳しい健康診断を、ご指定の病院で、自費で受けたことを思い出します。
そういった、もろもろな書類をそろえ、
ビザ申請のお値段は当時50万円くらい?それも当選確実とは言えない厳しいものでしたが、
今はもっと厳しく、お高くなっているものと予想します。
3.こっちに来て、2回離婚したわけですが、離婚率の高いオーストラリア、自覚しているのか、
そう易々とは離婚させてくれません!
まずは ご指定の相談所に行って、結婚カウンセリングを受け、仲直りの方法を習いに行かされます。
そして、ここのカウンセラーから、これはもう、離婚しかあり得ません!
と言う証明書がもらえたら、(たいてい、すぐくれます…)
晴れて、離婚手続きができます。
離婚が決まったら、子供の事と、財産分けの事を、話し合いますが、
こっちでは、慰謝料と言うものはありません。
余程の事情がない限り、キッパリすっきり、子供も財産も半分ずつです。
夫がアル中でも、薬中でも、子供に暴力さえ振るわなければ、基本的に子供は父親と半分ずつです。
そして、どちらかが、異議を唱えた場合は、調停や裁判となります。
でも実際、まじめなお父さんは、お仕事を易々と休めないので、結局、週末だけお父さんと一緒と言う家庭が
大半です。
財産分割も、ウチの様に、相手が高い弁護士を雇える場合、かなりゴマ化されたりします。
4.お仕事、こっちの人は残業しません!
5時どころか、まだ、4時と言うのに道は帰宅ラッシュ車で溢れます…お気楽ですね?
服装もお気楽。夏なら、男性は半パンに、サンダル履きと言う姿も当たり前で、
Gold Caost では、お巡りさんでさえ、すね毛を見せ見せ、夏は半パンはいてます。
そのお巡りさんたちは、休み時間に何をしても良いようで、制服姿、銃を持ったまま、
マクドナルドや、繁華街で、楽しくおしゃべりしながら、お買い物や飲み食いしています。
5.こちらの人は、食べながら歩きまわります。
背広やスーツを着た老若男女、ハンバーガーや、サンドイッチ、果物など、平気で歩きながら食べています。
私が子供のころは、外で食べる人は、コジキだと、他の子供たちから、はやされたものです。
又、どこでも、座れるところでは、ランチボックスや、サンドイッチなど、お食事している人も稀ではありません。
…しかし、食事のマナーと言うものはあって、
例えば、音を立てて食べるのは、本当に嫌そうにされます、し、日本人がラーメンをすするのも、
熱いお茶やスープをすするのも、凄く嫌そうにされますので、ご注意!
あと、前夫に、ティーカップにスプーンをさしたまま飲むことは、絶対に、
マナーに厳しい彼のお母さんの前ではしないでね、と、注意されました。
あと、お皿や、ボールを持ち上げて食べるのはいけないというのはご存知ですね?
6.レストランでは、入り口で大人しく待つのが、こちら流のスマート?
勝手に席に行かず、案内されるまで、大人しく待っていなければならないことも、多々あり、
ウエイターが注文取りに来なくても、黙っておとなしく待ってなければいけません。
こちらの人は、暇(?)なのか、待たされても、待たせても、平気で、日本人の様に、せきません。
また、多くのレストランはBYO形式で、お酒を含めて、自分の好きな飲み物を持ち込んでかまいません。
しかし、それ以外のところ、公園やビーチなど、公共の場でアルコール飲料を飲むのは、禁止されています。
日本の様に、お花見してお酒を飲むなんて、こっちでは違法行為となります。
ついでに言うと、花火も、勝手にしてはいけないことになっていますし、売っていません。
7.スーパーのレジでも待たされるのは覚悟していないと、イライラします。
スーパーの店員が、お客さんと雑談していて、レジが進まないことは多々あります。
店員さんは、お客を待たせて、レジのお金を数えていたりして、お客が目の前で待っていても、
棚整理をしていて、それが邪魔で、お客が品物を取れなくても、それが悪いとは思っていません。
”今忙しいんだから待てンのか、お前は!” と、にらまれます。
又、店員さんは、押しなべて計算が苦手で、おつりを間違えることは、当たり前
だから、ケチな人は、いつも確認しましょう。
私は、多くくれる時は、ラッキーしておきますが、少ない時は、1ドルでも、返してもらいます。
こちらの人は、レジで清算前に、食べたり飲んだりしてしまう人が結構いるのには驚きです。
レジで、空っぽの入れ物に、お金払うんでしょうが、
私など、食べてしまったら、払う気、失せちゃうと思います。
また、店を出る時、バッグの中を見せて、と言われることがありますが、
これは別に不名誉なことではなく、空港の身体検査と同じく、ランダムに発生するそうで、
にっこり笑って、ガバッと、バッグの中を見せて差し上げるのが、こちら流です。
別に頼まれもしないのに、ガバッ、とやっている人もかなりいます。
あと、細かいことを言ってゆくと
8.バイクに乗るのにいちいち、ヘルメットが必要で、かぶってない時お巡りさんに見つかれば罰金です。
スポーツタイプの、キノコみたいなヘルメットが一般的で、おだいり様みたいで、私には似合いません。
こんなもんかぶっても、脱げて取れなければ頭は無事かもしれないけれど、顔は間違いなくケガします。
でも、長ーい、坂の多いGold Coast. きっと、100キロくらい出てるんじゃないかと思うこともしばしば。
おまけに、凄く作りの悪いバイク…載っている時、車輪が外れて取れたという経験あり、いざと言う時、
はたしてブレーキが利くんだかどうか、
すごくスリリングです。
また、こっちでは、スポーツタイプのバイクが殆どで、所謂、ママチャリなど見たことありません。
日本の主婦の様に、雨でも傘をさし、おまけに、買ったものをハンドルにかけて自転車を
運転するなどと言う、サーカスまがいの事をこちらですれば、子供たちのアイドルになれること、間違いありません。
…他にもありますが、長くなってきて、貴方も読むのにお疲れでしょう、これで終わり。
お疲れ様です!