オーストラリアでも、コロナウィルスは有名で、怖れられています。
3月6日の感染者は
- 25 in New South Wales*
- 10 in Queensland
- 6 in South Australia
- 1 in Tasmania
- 6 in Victoria
- 1 in Western Australia
- 10 associated with Diamond Princess、
3月11日、現時点で、感染者は
- 60 in New South Wales
- 15 in Queensland
- 6 in South Australia
- 2 in Tasmania
- 15 in Victoria*
- 4 in Western Australia
- 10 associated with the Diamond Princess cruise ship
...増えていますね?
他国と比べると、罹患者も、死亡者も少ないのだけれど、
日頃は、駐車場スペースを探すのも一苦労なショッピングセンターも、何となく人が少な目。
西オーストラリアで、78歳の男性が死亡したのをきっかけに、政府は国民に、
衛生状態を保ち、手を洗うようアドバイスし、さらに、必要だと思うなら、2週間分の食料や水、
家庭用品を準備するよう勧めただけなのに、
トイレットペーパーの需要が一気に急騰し、長期保存可能な食料や非生鮮食品の需要よりも
客がトイレットペーパーをつかみ、ショッピングカートに山のように積み上げる様子が、
ソーシャルメディアに投稿されたりしていて、
今、トイレットペーパー、何処に行っても買えません!
いつもお気楽なオーストラリアでは、日本のような事態にはならないだろうと思っていたし、
”マスクを買って、大量に送って欲しい”
などと言う、怪しげな お願いが、日本人旅行者を助けるサイトに来ていたりすることはあっても、
プールやビーチでお気楽に遊んでいる人々を見て、私もすっかり、お気楽にとらえてました、が、、、
...私をはじめ、出遅れた方々には、迷惑で殺生な話でございます(;゚ぺ)
実際、SERSほど、致死率が高くないし、”今回に限らず、インフルエンザでは、
毎年多くの方々が亡くなっているし、
トイレットペーパーを買い占めてどれほどコロナを予防できるのかと、怒る、
わたしのかかりつけのドクターも出遅れたようでございます。
何を隠そう、私がクリスマスホリデーで乗ったのが、かの有名、...になってしまった、
プリンセスクルーズなのです。
始めは、子供が私の手元にいるはずの2月に予定していたのですが、
裁判所の判定の、子供の誕生日はホリデーに行ってはいけない
というのが、次男の誕生日にぎりぎり引っかかって、否応なく、変更したのが
12月になったわけで、、、、何が命拾いになるんだか、分かりませんね?
わたしのホリデー中も、常に消毒液があちこちにあり、レストラン入室時は、
手を2分以上(?だったかな?)洗うようにと、クルーに入り口で言われ、
更に側に立っていて、手洗いを監視されたものでした。
お部屋をふくめ、どこもかしこも、始終きれいにお掃除されていて、
一流のホテルに泊まっている感じだったし、
...だからというわけでは無いけれど、とっても不謹慎ですが、最初のころ、まだ船から降ろしてもらえない、
方々がいる、という事態を聞いたとき、少しだけ、
”ただで、船に泊まれてラッキーだな” くらいに思っていたのです。
だって、船の中じゃ、ご馳走は食べ放題だし、船上では、別に外に出かけなくても、
ショーや、イベント、ゲームやワークショップ、
エステだって、フィットネスだって、映画だって、見放題なんですから、
海を見ながら、のんびり過ごすのもアリだな、と...。
でも、実際、クルーズというのは、ステータスの高い方も多いので、
年齢の高いご夫婦も多く、従って持病持ちの方も多く、風邪を召されると命取りになったりもします。
幾らお医者様がいても、不安だっただろうなぁ、と。
でも、自分の事より、人にうつす事のほうを考え、騒がず、船に留まってくださったのは流石だなぁ、
と思います。
船の中で不安な日々を送られた方々、
そして、それをお世話してくださったクルー、には感謝いたします。
そして、、、
トイレットペーパーを家に貯め込んでいるあなた!
今さら、トイレットペーパーを独り占めしないで、
大人しく自首して、私に送りなさい!!!