オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 警察事情 追記2

2019-07-15 20:39:51 | 日記

女は愛され愛すると変化します。誰も彼女のことを心にとめないとき、心は枯れ、その魅力は失われます
Van Gogh

 
…最近、そういえば心が枯れてるなぁー、とふと思いつき

ブログのネタにもなりそうだし、、、

ローカルのデートサイトに登録してみました。

なんと、1日で100通くらいの申し込みがあり、、、女性の登録者、いないのかな?

大変だけど、、、半分わくわく。

…こんなに沢山の、独身男性が、近場にいたのね??? 流石、インターネット、独身男性に、逢ったこともなかったわ…

とてもとても一人一人、プロフィールなど見ていられないので、

男、40過ぎれば顔に人生が出る、で、ここは顔で判断。

男前、と言うんじゃなくて、賢そうな人ね。

で、その中の10人ほどとメールのやり取りをしてみる。

中でも、ダントツ熱心で、長いメールを書いてくる人が一人いて、元警察の殺人課で働いていたという人。

今はプライベートで、殺人方面と、幼児虐待の方面で探偵業をしていると言っている。

 

”僕はうそつきは嫌いだ” とか、”世の中の悪は消してゆきたい” とか、、、まあ、警察官だったからね。

”僕は孤児で、6か月の時に両親を交通事故で亡くしたけれど、アメリカ系のお母さんと、スイス系のお父さん

 が、幸運にも養子にしてくれ、12歳までスイスにいて、そのあと、家族でオーストラリアに移住したんだ。

 その父は、僕が30歳くらいの時に、肺がんで亡くなり、母親も、52歳で肺炎が原因で亡くなった。

 妻も、17年の結婚生活の後、病気で亡くなった。

 …僕は大切な人を、皆無くしてしまったんだ……(信じられないくらい、寂しい人生の人が居るのね (´;ω;`))

 娘が3人いるけど、3人とも、USの大学に行ったので、

 今は、犬2匹と、馬3頭とで住んでいる。

 両親が、小さなファームを持っていたので、5歳から乗馬をしていて、6歳の時初めて、ポニーを買ってもらって、

 それが、とても嬉しかった思い出なんだ”

 

  ……これ以上、彼に悲しい思いをさせたらイケナイな…とは思うけど、プロフィールに書いたでしょ、

 友達が欲しいだけなんだけど…

 ”何故、こんな怖い仕事をしてるかって?僕の育て親が、警察署長で、同じ仕事をしてたからさ”

…ああ、なるほど。そら、お父様もお喜びよね…だけど、

私、霊感強い方なのよね。しかもトレーニングしてないから、悪い霊を、貴方をとおして、呼んでしまいそう。

殺された人って、やっぱり恨んでるし、未練があって、魂が漂ってる訳でしょ?

私そういうの、マジで怖いし…。

責めて、殺人犯じゃなくて、誰かの浮気相手の追跡とか、家出した子供の追跡とか、そういうのはしないの?

” そういうのより、殺人とかの方が、技術の居る仕事なんだ。僕は仕事に誇りを持っている”

…ああ、彼に悪くて言えない。

で、手紙がますますエスカレートしてきて、

 

”今は友達以外何者でもないけれど、将来へ君と人生を過ごせたらいいのに…”

と言う言葉がちらほら出てくる。

ううう...困った。

で、手紙に返事を出さなかった、ら、3日ほどして、

”僕は君に何か失礼なことを書いたか?どうして返事をくれないのか、言ってほしい” 

”…いえ、何も失礼なことないし...”

 

こういうサイト、いい加減な気持ちでやったらいけなかった。

で、なんだかんだ言っているうちに、

是非会う前に(近いと言えば近いけど広いオーストラリア

スカイプで会いたいというので、逢う事に。

...ああ、違うってば。何やってんだ私は!

 

約束の時間に、テキストして、ご対面!

彼は見えるけど、声が聞こえない。

”マイクがオフになってるよ?”

と言っても、声は聞こえなくて、テキストで喋る。

何回か試したけれどダメで、また明日ね、と言う事でその日はおしまい。

で、その間も、益々内容の濃い、長いメールが毎日来る。

…押しに弱いのよね…どうしよう...。

だけど、

もう、これ以上引き延ばしたらダメですよね?

 

あなたならどうする?

 

で、後日...

またスカイプに挑戦。

もう、ダメですよ

ン…?前と同じ?声が聞こえない?

ついでに、画像もこの前と同じ?

ちょっと、こっち見て手を振ってくれる?

とテキストしてみるがやっぱり同じ画像。

 

あああぁぁぁぁ!!そうか!!!これビデオながしてるんだ!!!

 

あなた、こんな上手に嘘つけるんなら、そのエネルギー、もっと人の役に立つことに使ったら、良かったわね。

絶対、成功するわよ。

まあ、甘い言葉をいっぱい言っていただいて、すっかり騙されちゃったわ。

恋愛シュミレーションにして、これを商売にでもなさったら?

 

でも、同時に、

ああぁぁぁぁー、良かった! と胸をなでおろしたのでした。

悩んだけど、ちょっとだけ、ドキドキさせてもらいました。

そして、

デートサイトはいい加減な気持ちでやらぬようにと言うことを学びました。

そしてそこに詐欺はつきもの。

気を付けて、まじめに愉しみましょうね!

 

PS

頼まれて、私の写真送っちゃたので、次は私の写真どこかで使って、誰か騙すと思います。

サイトご利用の際は、この顔にご注意ください。


オーストラリア 警察事情 追記

2019-07-13 17:32:19 | 日記

今朝、友達とお茶をしていてとき、聞いた話。

彼女は、今裁判で子供の事で、離婚した旦那と話し合い中なのですが、

彼女の元旦那さんは、警察官なのだそうです。

いま、離婚裁判で親権について争っていて、父親は、幼い息子に性的暴力を与える、と訴えているのですが

前回の判決では、カウンセラーが子供と面接して、彼女に賛同したにもかかわらず、

父親側の方が、”母親が子供にそう言うように、指導した” と言う言い分が通ったらしいのです。

父親は、ポルノが好きで、オーストラリアでは取り締まりが厳しい、小児ポルノも見ていると証明されたのですが、

それでも、裁判官は、父親の方をサポートしたそうです。

それで、今度再び、子供の面接を専門家にしてもらうそうです…

まあ、お父さんが警察官だから特に目くじら立てるんでしょうが、それにしても、不合理ですね?

 

私も、離婚前、父親が、子供にいけないDVDを見せるのが嫌で、

オーストラリアのChild Safety に相談したことがありますが、あまり頼りになる感じはしませんでした。

しかし、子供への性的暴力に対応する Brave heart と言う機関は、

警察とも連結しているようで、いざと言う時には、子供を連れて逃げる段取りもしてくれます。

こういう機関を使わないでいられることを祈りますが、ご参考まで。

 

彼女の幸運を祈ります。