人によって、幸せの定義は違いますが、
ホルモン的に言うと、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分分泌されている状態でしか、
幸せを感じることはできません。
セロトニン幸福とは、一言で言うと、健康の幸福。心と体の健康です。
オキシトシン的幸福とは、一言でいうと、つながりと、愛の幸福。友情、人間関係、コミュニティなどへの、所属の幸福です。
ドーパミン的幸福とは、お金、達成、富、名誉、などを得ることによって感じる幸福です。
セロトニンは、性ホルモンとも連動していて、
男性の方が約52%、脳内セロトニンを生産する能力が高く、ストレスにも強いと言われています。
女性ホルモンとも、連動していて、セロトニン低下の原因に、
閉経などによるエストロゲンの減少が原因であることも分かってきています。
ホルモンは、人間の行動や、感情を操っていて、
行動によって、出方が変わってくるという事にもなります。
基本的に、男性は、達成することに、喜びを感じるように出来ています。
仕事もですが、基本的に男性にとって、女性が喜ぶことは、男性の喜びとなります。
例えば、自分は、家でテレビを見ていたいんだけど、彼女がピクニックに行きたいというなら
ピクニックに行きたい、と思う、それは彼女が喜ぶからであって、だからこそ、ピクニックに行くのが喜びに変わります。
自分を押さえて、苦しんで達成し、報酬を得る事が喜びであり、それがテストステロンを高めることにもつながります。
しかし、女性には、自分が我慢して、相手を喜ばせると満足できる、と言う資質はありません。
彼が、家でテレビを見ていたいなら、本当は、ピクニックに行きたいんだけど、彼にあわせて家でテレビを見たら、
最初のうちは我慢できるかもしれませんが、段々、憤りが湧いてきて、しまいには爆発します。
女性は、まず、ふんだんに与えられてからでないと、与えることはできません。
与えたとして、それに対する報酬があると、それは、テストステロン的な行動となるので、ここでは
そのことは言っていません。
例えば、よくある男女関係での間違いにもこのことが起こります。
女性が男性に一目ぼれした場合、
本当は、男性の愛情を与えられ、思いやりを十分感じてから、愛を感じていくのが、異議をおそれずに言うと、
女性としての愛のカタチであるのに対して、
まだ、相手の事を十分分からないのに、又は、愛されている確信が無いままで、全てを与えることがあります。
自分が相手に対して、十分でないと感じたり、全てを与えないと、愛されないだろうという、
間違った認識をするからです。
相手の男性は勿論、その時は喜びますが、コトが済んだ後で、
”何故この女性と寝たのだろう?” と言う事になりかねません。
まだ、彼女の事をよく知らないし、
大体、テストステロンの性質は、好きな女性のことを気にかけ、女性に好きなことをしてやり、望みをかなえてやり、
相手を分かって行くうちに、好きになって行きますから、
その部分を飛び越してしまったら、多くの場合は、そこで終わってしまいがちです。
女性にすれば、その後男性から連絡が来ない、と言う事になったりします。
ついでに言っておくと、
夫婦や恋人同士であっても、男性はコトが済んだ後で、そっけなくなることがあります。
それは、コトの後は、うんとテストステロンが下がり、無意識に、テストステロンを再構築しようとするからです。
よくわかりあえている夫婦や恋人同士でも、そういうことが起こるのですから、
良く知らない相手ならなおさらで、
更に、テストステロンが下がると、Super Hi Vision になります。
どういうことかというと、テストステロンが高い時は、時には現実以上に女性が凄く美しく見えますが、
下がるとそうは見えないという事です。
それは、女性のエストロゲンが高い時は、細かなことにでも、悦びを見だすことができるのに、
エストロゲンが下がると、例え、バラの花をもらっても、大して感激しなくなるのと同じです。
女性は、排卵の5日前あたり、もしくは、生理が終わった女性なら、満月のあたりから、
エストロゲンが、普段の約2倍にまで、上げなければならない時期が来ます。
従って、この時期になると、彼氏や旦那様に対して、要求がましくなってきます。
エストロゲンは、何かしてもらう、与えられることによって高まります。
例えば、レディファースト、ドアを開けてもらう、荷物を持ってもらう、等、や、
特に、恋愛はトップエストロゲンブースターで、特に愛する男性から
自分で出来ることでも、してもらうと、エストロゲンは上がります。
この時期に、デートしてあげたり、構ってあげたりすると、正常にエストロゲンが上昇し、
そのことにより、オキシトシンも上昇し、愛情深くなります。
その次の時期には、プロジェストロンが出て、今度は、エストロゲンは比較的に重要ではなくなり、
社会的な交流が必要になってきます。
それは、友達とお茶を飲んだり、グループ活動をしたりすることで、先に、エストロゲンが十分に上がっていると、
今度は与えたくなります。
と言うのは、プロジェストロンは、テストステロンからできているからかもしれません。
このように、適当な時期に適当な刺激があることによって、ホルモン分泌が正常になり、
幸せと満足を感じることができますが、
特に、排卵前、にエストロゲンを上げられないと、それは、水を飲みたかったのに飲めなかったような感じで、
後の18日間、ずーっと、渇きは、治まりません。
プロジェストロンも正常に上がりません。
排卵の5日前や、満月の頃に恋人や夫からのケアを期待できない女性は、
お金を払ってでもいいから、与えられる、所に出向き、エストロゲンを高めましょう。
それは、お医者様に行くのでも良いし、好きな習い事をするのでも構いません。
最後に、
男女ともに、仕事をして、困難に打ち勝ち、成果を出し、報酬が得られると、
ドーパミンは上がり、それはそれで快感ですが、基本的な部分が満たされていないと、幸せは感じられません。
男性は、
テストステロンが高くなるという事は、健康的であり、女性に関心を持ち、
又、戦いにおいては、冷静、沈着、といった要素を高めます。
しかし、テストステロンが高くなりすぎると、ハイテンションのままになって、
少しゆっくりする必要を感じます。
その時に、エストロゲン、オキシトシンが必要で、これは、愛情とか人をいたわり慈しむことによって生じます。
女性は、男性よりも、感情を感じる、扁桃の部分が男性の倍はあるので、愛を感じることは男性より敏感な傾向があり、
困難に打ち勝ち、成果を出し、報酬が得られドーパミンが上がっても、
エストロゲンは下がれば、身体的にストレスになっていることに加え、どことなく心寂しいものです。
人間は、皆、愛が必要です。
でも、頭でアレコレ考えるより、
人間の本能通りにやれば、結構うまくいきませんか???
"女性には、自分が我慢して、相手を喜ばせると満足できる、と言う資質はありません。"
むちゃ分かる😂😂となりました。
ふんだんに与えられてからじゃないと与えられない最近です…😂
私頭おかしくなったと思ってたけど、ホルモンで解説してもらうと理解できて納得しました。
ずっと与えたくてそんな恋愛ばかりしてきたけど、そもそもその入りが私にとって合わないやり方やったんやろなぁ…など振り返りました。
なんなら相手のために我慢するのももう無理な体質になったし💀
いつか必要なプロセスを経て、見返りじゃなく与えられる人になれたらいいなー。
ホルモンの記事、いつも楽しく読んでます🌝🍀