オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 国際結婚について

2021-04-19 10:53:47 | 日記

ママ友が集まると、

旦那様は、どこの人?

という話によくなります。

で、ニュージーランドだと、”優しいでしょう?” ”そう、なのよ”

と言う事になったり、(ニュージーランドの男性は優しいと言う評判です)

オーストラリア人だと、

”結構、狂暴でしょ?” という話になったり、

韓国や、中国、日本だったりすると、

”分かりやすくて良いわね” と、なったりします。

国際結婚を、生物学的に言うと、

遺伝子は、かけ離れているほど、免疫力が高くなることがわかっています。

従って、国籍が違うということは、それだけで、お互い惹きつけられやすくなるということで、

その上、男性は、出来るだけ広い地域に、子孫をばらまいた方が、その地域に何かあった時、

生き残れる確率が高くなるので、意識はしていなくても、違う人種であるという事だけで、

惹きつけられる要因になったりします。

...だからだというと失礼ですが、やはり日本人は、別に大して、なんでもないような女性でも、

ハイスペックな男性と国際結婚、されている人が多いような気がします…

出来た子供は、ハーフで、親よりも出来が良い子が出る確率が高いというのもメリットです。

ウチなんかの様に、”子供さん、男前ねェ~。お母さんに全く似てないね~”

 

等と、失礼なお世辞を言われなくても、実際そうなります。

じっさい、頭の出来も、親より優秀です。

 

さて、

国際結婚の一番の問題点は、言葉と思われがちですが、私はそうとは思いません。

愛を育むのには、言葉はあまりいりません、、、、だって、???の部分は、好きなように解釈できますから。

お互いに一生懸命相手が何を言っているのか聞きあうんだけど、

そう言う時って相手のことを思ってます

で、結局よくわからなくて、まあ、いいかぁ!と、諦めて、相手の顔をまじまじと見て、

何を言いたかったんだろう??? と、色々想像したりします。

もしも喧嘩したって、相手が怒って何か失礼な事言ってるんだろうけど、そういう時なんて特に、

スラングとかも使うから、何を言ってるかわからないし、、、、

何言ってるんだろう?すごくおこってるなぁー、、、みたいに。




ひどいことを言ってしまった時も、相手に伝わってなかったりして、ほっとすることも。

私の知り合いは、奥様は日本人で、旦那様が韓国人。

家では、お互いつたない英語での会話になるそうで、アヒルとガチョウが喋ってるようなもんだそうです???

それを聞いた、前夫、”よっぽど○○○が相性良いんだろうなぁ…” と、のたまってました。

 

さて、第二に考えられる問題は、文化の違い。

確かに、同じ文化だと、分かりやすい面もあるけど、それも、あんまり関係ないと思うのです。

私たちは、元々、違うから惹かれあうのであり、違うという事は、最初から分かりきっている事実。

同性愛の人だって,

その時は、必ずどちらかが、男役になり、もう一方は、女役になるそうです…でないと、ただのお友達。

問題は、お互いに譲らないで、自分の事ばかり主張しだした頃に起こるのは、ドメスティックな結婚の場合と同じ。

ギャップが大きくても小さくても、今まで、違う人生を生きてきた人と生きてゆくのって、

そう簡単じゃない、のは、よく分かってる?

 

第3に、食べ物の好みの違いは大きい、と言う人もいるけれど、

最近は日本食も世界に広がっていて、日本食が好きで、だから日本人の奥さんが良い、なんていう人もいるくらいだから、

日本人が好きな男性と一緒になれば、めでたく収まります。

へたな日本語で話しかけてくる男性には、たいてい日本人好き、が多いのも特徴。

日本人であるというだけで、他は多めに見てもらえるんですから、そこは大いに利用して、

多少うざったくても、にこやかに対応して、ここはぜひ、このメリットを生かして、

お友達になっておきましょう。

国際結婚への第一歩!

 

第4に考えられるのが、嫁姑問題。

でもこれだって、私は、聞いたことがない。

大体、土地が広いので、一緒に住むことも少ないし、家族主義なので、息子の家族には、そんなに口出ししません。

大体、私が初めて彼のお母さんに会った時、お兄さん夫婦も来ていて、なんとその嫁は、

お母さんの目の前で、平気で、お兄さんの膝の上に座ってたのには、驚いたものです。

私に対しても、イジメられたことも無く、鬱陶しいことを言われたりされたといったこともありません。

国際結婚で問題になるとすれば、

ケンカして、”帰らせていただきます!” と言っても、帰りたい実家には、ただでは帰れません!

飛行機代も高いし、今は第一、コロナのせいで、そう簡単ではありません!

親戚の集まりも、ちょっとね…

私は英語が堪能ではないので、ネイティブ同士の会話にはついてゆけないし、

かといって、いつ話を振られるかもわからないので、一生懸命聞いているのも疲れるし、

分からなくても、ニコニコとしているのは、時間が長く感じられ、辛いものです。

それと、わたしがそうだった、子育てへの価値観。

こっちの親の多くは、子供の機嫌を取って、言う事聞かせるという手法ですから、愛情があって𠮟っても、

子供は、機嫌を取ってくれる方の言う事を聞くので、凄くやりづらかったです。でも、

恐れないでください! 子供の教育に関して、厳しくない方なら、上手くゆくと思います。

さて、どちらにしても、

私の周りでは、韓国人も、中国人も、アメリカ人も、皆仲良くしているし、

結婚だって、離婚だってしています。

まして、自分の子供が、韓国人とのハーフだったりしたら、韓国にだって行くし、

子供の血が混ざっている民族と、戦争してほしくはありません。

で、きっと、あと100年もすれば、皆、Mixされて、ハーフどころか、クォーターとかもいっぱいになって、

人種なんて無くなっちゃう、と、世界、平和になるんじゃないかなぁ~?

国際結婚って、自分がそれほどでなくても、高望みできる、と思うし?

もっとも、相手がそれほどでなくても素敵に見えたりするのも、事実?

なので、結局同じかもしれませんか?でも、

こっちは、年齢、再婚、初婚、なんてことも問われません!

世界平和の為にも、あなたも、国際結婚に、貢献して見れば?

 


オーストラリア 入国の仕方

2021-04-11 11:35:28 | 日記

COV19は、世界のあちこちで今だ猛威を振るっていますが、

ここ、Gold Coastは、凄く用心深くて、厳しかったおかげか、一時は無くなったかのように見えましたが

Brisbaneで、変異性コロナが発生したとたん、3日間閉鎖となり、外出時のマスク使用が義務化され、

そしてまた、徐々に平和が戻りつつあります。

 

Australiaは、普段から入国に対しても凄く用心深い国で、規制が、半端でありません。

 

前にもお話したことがありましが、今日は、私がどうやってオーストラリアへ入国したのか、

お話しさせていただきます。

さて、オーストラリア入国にはビザが必要となり、

これは入場券みたいなもので、Australiaに利益をもたらす入国でなければ下りません。



だから、観光か学生ビザの様に、お金をいっぱい落とすビザでなければ、簡単にはおりず、その、

学生ビザ申請にさえ、いろいろ申請条件があり、すぐ降りる人は、ほんの2,3、日で下りるようですが、

下りない人は、3か月もかかったり、認可されなかったりもするので、学校の入校日を考えて、

早めに、全ての書類をそろえ、申請する必要があります。

又、一度不認可が下りてしまうと、次が難しくなるそうなので、最初から慎重にしましょう。

1.十分な資金力 これは日本人が今まで入国に関して規則を守ってきたおかげで、国のリスクレベルが1とされているの   

       で、資金の提示を求められる訳ではありませんが、オーストラリアで十分生活できるだけの資金が必要です。

 

2.政府認定校  学校も、何処の学校でも良いと言う訳ではなく、政府認定校かどうか確認しておく必要があります。

3.学生ビザの規則を理解しておく 学生ビザで入国するからには、出席は80%以上、

         成績も平均以上は保つ必要がある、と言う事を期待されているという事を認識する必要があります。

 

4.入学許可証 入学の許可証を、学校から出してもらって、提出しなければいけません。

 

5.健康状態  日本人は健康診断などは一応免除されていますが、人によっては指定の病院で受けることを

        求められることがあり、私などは、大使館指定の病院で受けるように言われて提出したので

        かなりの時間と金額がかかりました。

 

6.学生保険の加入 加入の証明書が必要です

7.無犯罪証明書 警察にお願いし、更にそれを英訳してもらう必要があります。

 

別に勉強したい訳ではなかったのですが、何のつても無ければ就労ビザの申請も出来るわけでは無く、

 

仕方なく、お金をいっぱい払って、週に20時間の労働が可能な学生ビザにしたのに、ビザが下りないのです。


もろもろの診断書、証明書、色々な書類も間違いなく提出したし、、、、

仕事も辞めたし、住んでいるアパートの解約通知も出したのに、それは大変困るのです。


エージェントに理由を問い合わせると、どうも年齢で引っかかっているらしいのです。

で、何故英語の勉強に、わざわざオーストラリアへ来る必要が有るのか? 他の国でも良いし、日本でも出来る。

その、理由を書いて提出せよ、と。



そこで、 ”オーストラリアで永住権を取って住みたい” なんて、

本当のことを言ったら一発で拒否されそうじゃないですか? それで、当時作文には、

”英語を学びながら、オーストラリアのフィットネスの事も大いに学び、将来はオーストラリアと

     日本のフィットネスの為に貢献したい” 

と書いて提出し、渡豪ぎりぎり前にようやく下りたビザをもって、

オーストラリアへと飛び立ったのは、ワーホリも年取りすぎで、できない、37歳の時でした。

滞在できるお金は、収入無しで生活するには約半年分しか予算がなくて、

半年のうちに、ビジネスビザのスポンサーを探さねばならず、
 
 ”君、かわいそうだけど、ここに残れる確率は2%以下だよ” 相談する人、する人に、そういわれながらも、

今更、帰る所もなく、入国した次の日から、放課後、毎日、就職活動をした訳です。

( ⇊ 英文履歴書の、テンプレートです ⇊)

 

学校も、いつまでも英語の学校にいると割高なので、普通の学校に行きたいのですが、英語力が無いと、

政府認定校の殆どの学校は入学許可が下りないのですが、

そこへ、有難いことに、こちらで知り合った人が紹介してくださった、フィットネススクールから連絡があり、

英語力が足りないなら、1年で卒業のところ、2年で卒業させてあげよう、と言う、大変ありがたい話が入ったのです。


それはもう、願ったりかなったりで、

だって、確実に2年の学生ビザが下りるんですから、何でもいいから働きながらでも、とにかく、卒業したら、

ビジネスビザスポンサーだって探しやすくなるじゃありませんか?

喜び、浮き立っていたら、3週間後、1本の電話。


”悪いんだけど、あのコースは生徒が少ないので、辞めになったの。じゃあね!”

えーーーーー!!!そんな!そんな!!!アホな...


もう、泣きながら、それでも、悲しんでいる場合ではないので、就職活に明け暮れながら、

英語学校で小耳にはさんだ、新しくできたホスピタリティの学校。



そこなら英語力が、中ぐらいでも、そこの学校の英語の補修クラスを受け、許可が下りたら入学できる、と。

英語の学校より、格段に安くでビザがもらえるのです。

(ビザが欲しい方は、新しい学校がねらい目です…だって、生徒が欲しいんですから)

当時は、ビザ取り学校とも悪名をたたいたこの学校で勉強し( 今はこの学校も難しくなっているようです )

その間に、履歴書を持って、自転車で100件以上も、ビザスポンサーのお願いに走り回り、

全部断られた中、有難いことに、

相談にのって戴いた、一人の日本人の男性が、スポンサーとして助けてくれることになりました。

 

しかし、、、、

その当時、お付き合いしていた彼氏(先の夫)が、猛烈な剣幕で怒って、

”お前はそいつと出来ている、浮気をしているだろう!!!”

という疑惑をかけられ、私もなんで怒られてるんだか何だか訳も分からず、否定しても全く取り合ってもらえず、

”二度と会いに行くな!!!” と言われ、そんなことはできないと言ったら、

”それならもう終わりだ!” と言われたので、それきり...行かないことになったのですが、、、

(…といったものの、事情を言って謝りに行きました)

その時の私は、自分の幸せの事、彼を失いたくない一心でした。

 

こうして始まった、オーストラリアライフ。

その時の罰が当たっての結婚生活、そして長く苦しかった離婚裁判になったのだと、自分を恥ずかしく思っています。

その方は、日本人会のお世話を今もしてらっしゃると思いますが、

20年以上たった今でも、会わせる顔も無く、ありがたく、申し訳なく、思っています。

 

こうしてここに住んでみて、考えてもみなかった、色々なこともあるけれども、

でもやっぱり、来てよかったと、思っています。

そして、

ここでこの話を、あなたに聞いていただいたことで、人を裏切るようなことは二度としないと、誓って、

そしてこれからも、チャレンジし続けて行きたいと思っています。