二十四節気では「大雪」、七十二候では「熊穴に蟄る」です。
今日は12月12日。明日13日は正月の事始めをする日です。
例年ですと、師走の慌ただしさと新しい年を迎える嬉しさが
伴いますが、今年はコロナ禍で、気が付けば年の瀬…という感じ
です。
そういう状況ですが、年内最後の「交流サロン 地域の居場所作り」
を開催しました。マスク、消毒、換気などに気をつけながらの開催
です。
活動の紹介をされたのは「生駒ふれあいサロン」と「チャレンジ大平」
の2団体です。
最初に「生駒ふれあいサロン」の方が紹介されました。平成26年に
区長の呼びかけで始まりました。「生きがいづくり」「健康づくり」を目的に
「わくわく事業」の補助金を申請してスタート。包括支援センターの支援、
市の出前講座の活用、自主企画と毎月開催。その後、開催日を増やし、内容も
充実。今年は、コロナで数ヶ月中止後、10月から様々な工夫をしながら再開
されています。コロナで外出や活動を控える人が増えると、フレイルや認知症の
増加にもつながります。これからも工夫をしながら続けられることを願っています。
「生駒ふれあいサロン」紹介の様子です
後半は小原の「チャレンジ大平」のK氏が紹介されました。K氏はボラ連の
役員もされています。地域の少子高齢化を何とかしようと4人で始め、今は
20人程の会員がいるそうです。活動は多岐にわたり、ブルーベリー農園での
ブルーベリー狩り、「花さんぽ」、子育て支援のカフェ、散策路作り、通学の
見守り…と様々な取り組みをしています。団地が出来たこともあるようですが、
「チャレンジ大平」の活動も一助となり、地域の人口が増えたとのことでした。
活動歴は8年、どんどん新しいことにチャレンジしています。
継続のコツは「ゆるくやること」、「ひとりでもやり続ける」、活動のアフター
の付き合いが楽しい、若い人たちにも出番を…のお話には頷けました。
「チャレンジ大平」紹介の様子です
第2部では、参加者の方々の感想や質問などで、時間が足りないくらいでした。
今年はコロナでこうしたサロンや活動も中止したり、実施には様々な気遣いや工夫が
必要ですが、こういう時期だからこそ必要な活動だともいえます。
これからも情報交換や知恵の交換をしながら、こうした場をひらき続けてほしいと、
あらためて思いました。
交流の様子です
「生駒ふれあいサロン」「チャレンジ大平」の皆さん、今日はありがとうござい
ました。そして、ご参加の皆さん、ありがとうございました。
さて、ボラ連の来年度(2021年度)の事業企画もほぼ決まりました。
2月の「賛同者全員集合」の時にはチラシを配布予定です。
皆さん、これからもよろしくお願いします。