豊田市ボランティア連絡協議会

豊田市ボランティア連絡協議会の情報などを紹介しています。

多様性のある社会対応講座終了(「ひきこもり」講座の様子) 今後の交流サロンのお知らせ

2020年09月21日 16時51分45秒 | 交流コーナー使用スケジュール

今日は敬老の日で、すっきりした秋らしい日でした。

あちこちで萩の花、彼岸花が咲いています。

コロナでの自粛も少し緩和され、4連休は各地の観光地

は賑わいが戻っているようです。豊田もマスク姿を除けば

以前に近い町の様子です。

 ボラ連も気をつけながら講座やサロンを開いています。

3回連続の「多様性のある社会対応講座」が無事に終了しました。

思った以上の反響で、キャンセル待ちの方もいました。申し訳ありま

せんでした。受講できなかった方、今回の講師の方々とはつなぐこと

ができますので、ご相談その他ありましたら、ボラ連の方にご連絡下さい。

それにしましても当事者や長年支援をしている方々のお話しは切実感と

説得力がありました。知ること、関心を持つこと、感じること、

考えることの大事さをあらためて痛感しました。

「ひきこもり」の話をされた「一般社団法人 若者支援事業団(通称:

わかもの団)」の菅沼氏は「ひきこもり」の心情として「自分自身からも

他者からも否定的な感情を受けており、生きるのがとてもつらい。

体は休んでいるが、心は休まらない。」「自分の意見より他者の意向を優先

してきた結果、自分の意見を言えなくなる」と。真面目で良い子が多いような

印象を持ちました。私たちができるのは「本人の味方になること」です。

 「発達障がい」「LGBT」「ひきこもり」のお話しを聞いて感じたのは、

「ふつうとは何か?」ということです。そして、本来は多様なはずなのに、

いろいろな刷り込み、思い込みで、私たちはがんじがらめになっている

のだなあということ。そして「存在そのものを丸ごと認めること」が何と難しいか

ということでした。そして、当事者だけではなく家族の支援が大切だという

ことも痛感しました。

 誰かが誰かの支援者・味方になる「ALLY(アライ)」を合言葉に、これ

からも関心を持って動き続けます。

9月16日(水) 「ひきこもり」の講座の模様です

 さて、今後のボラ連事業のお知らせをします。

(1)第2回交流サロン~若者の居場所づくり~

豊田市竹生町(市駅から徒歩数分位)、築100年の元薬屋さんの空き家を

リノベーションして「コミュニティスペース&ゲストハウス Kabo」の

オーナー犬飼さんを迎えてお話を伺います。犬飼さんは、以前、社協職員で

交流コーナーにいた方です。若者の居場所という訳ではなく、Kaboを訪れる

人たちは幅広い年齢層とのことです。お話を聞いた後、交流しましょう。

新しい発想につながるかもしれません…。お楽しみに!

・10月24日(土)10:00~正午

・福祉センター 3階34、35会議室

・参加費:100円(茶菓子代)

※申込受付中です!ぜひ、ご参加下さい!!

 

(2)第3回 地域の居場所づくり

豊田は広域です。今回は豊田の南部と山間部の小原という地域性の

異なる場での活動のお話しを伺います。コロナ禍で活動が制限される中、

どのようにされているのか等、参考になるかと思います。

・12月12日(土)10:00~正午

・福祉センター 3階 34・35会議室

・参加費:100円(茶菓子代)

・活動報告:「生駒ふれあいサロン」・「チャレンジ大平」

 

◇賛同者全員集合

 「(仮)SDGsってなに?ちょいエコが豊田の未来をつくる」

・令和3年2月6日(土)10:00~正午

・講師:長内 隆久氏(NPO法人 エコ人プロジェクト)

 

※詳細は後日お知らせします。

みなさんのご参加をお待ちしています。

今年はコロナ禍で活動が制限され困っている方も多いようです。

是非、こういう機会を活用して、お互いに知恵を出し合いましょう!

お待ちしています!!

 

 

 

 

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「多様性のある社会 対応講座」(3回連続)開講中

2020年09月09日 21時44分47秒 | 交流コーナー使用スケジュール

二十四節気では「白露」で、今日9月9日は

「重陽の節句」です。

残暑は厳しいですが、そんな中にも秋の気配を

感じるようになりました。

大型台風10号は過ぎましたが、今日も、急に雨が

激しく降りました。不安定な天候が続いています。

 日中は良い天気で、第2回目の講座「LGBTについて」を

開講しました。NPO法人ASTAの4人の方が講師として

話をされました。基礎知識とトランスジェンダーの当事者の方々

のライフヒストリー、親としてのライフヒストリーを伺いました。

 昨今、LGBTの記事などを見かけることが増えましたが、直接、

お話を聞くのは初めてでした。ありのままの自分を自分自身も周りも

受けいれられないという現実の絶望感、困難さは如何ばかりかと

感じました。13人に1人がLGBTという事には驚きましたが、

それが受け入れられない状況は心身に大きなダメージを受ける人が

とても多いことを意味しています。そういう意味で、早い段階から

知ってもらうことが大切とASTAの皆さんは東海地方の学校現場を

中心に出張授業をしています、そして、ALLY(アライ)という

言葉を教えて頂きました。「支援者」「同盟」「味方」という意味ですが、

「さりげなく横にいる」「同じ場所にいる」「気に掛けている」

という感じです。「誰もが、誰かのAlLYになれる」と。

 ありのままで大丈夫な社会になるように、一歩ずつ歩を進めていき

たいという気持ちを強くしました。

9月9日(水)LGBTについての講座の模様です

 

 さて、前後になりましたが、第1回は「発達障がい」のお話しを

「個性の強いこどもを地域で支える会」のデグチさんにお話しを伺いました。

「発達障がい」も16人に1人いるということです。見た目ではわから

ないので、不適切な対応を受けて自己肯定感が持てず、二次障がい(うつ、

不登校、ひきこもり、非行など)おこすことが多々あるようです。

いろいろなエピソードの紹介と支援のヒントも話されました。

「障害名ではなく、その人をみる」というところに頷けました。

私たちができることは「発達障がいについて知ること、周りの人に

情報を伝えること、違いがある人との共生について考えること」から

はじめることでしょう。

9月2日(水)発達障害についての講座の模様です

 さて第3回目は「ひきこもり」について、16日に「一社 若者

事業団(わかもの団)」の菅沼さんのお話しです。

 今回の講座は多くの方が関心を持たれて、とても熱心に受講されて

います。ありがとうございます。是非、できるところから動き始めて

下さることを願っています。

 

 

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