🎥 オール・ユー・ニード・イズ・キル
2014年製作
Edge of Tomorrow
上映日:2014年07月04日
製作国:アメリカ
上映時間:113分
ジャンル:アクション SF
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
2014年のアメリカのSFアクション映画である。2004年に発表された桜坂洋のライトノベル『All You Need Is Kill』をもとにした脚本をもとに、監督は「ボーン・アイデンティティー」「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマンが務めた。主演はトム・クルーズ、エミリー・ブラント。「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。エイリアン(敵対的な宇宙人)の侵略を受けている近未来の地球を舞台に、敵が人類に勝つために引き起こしている時間のループに巻き込まれてしまった主人公が、出撃しては戦死する2日間を何度も繰り返すうちに経験を積んで強くなり、ループの原因となっている敵を倒す方法を見つけ出して勝利を掴むまでを描く。主人公の記憶と経験のみが過去への時間移動を繰り返すという、「ループもの」と呼ばれるジャンルの作品である。トム・クルーズが演じる主人公は当初、臆病で軟弱な人物として登場し、映画が始まって程なくして呆気ない死を迎えるという、演じた俳優のパブリックイメージを覆すような描かれ方がなされるが、この主人公はループする時間の中で死を繰り返す過程で劇的に成長し、やがて俳優が過去に演じてきたヒーローを想起させるような人物となっていく。こうした筋書きは、観客をヒーローに感情移入させる仕掛けにもなっている。原作小説は2004年に日本でライトノベル、すなわち表紙や挿絵に漫画的なイラストを用いた中高生向けの娯楽小説として出版されたが、これが2009年に英訳されてアメリカ合衆国で出版された際、校正段階の試し刷りを読んだプロデューサーの目に留まり、実写映画化の企画が立ち上がった。オタク向けのマイナーな文学と見られがちな日本のライトノベルがテレビドラマや実写映画の原作となることは少なく、特に本作のように大作のハリウッド映画として実写映画化されることは初めてであり、そうした面では異色の映画作品であり、日本のエンターテインメント小説にとっての快挙であった。日本での公開時には「日本原作、トム・クルーズ主演」というキャッチコピーが銘打たれるなど、世界的なスターでもある主演男優と日本原作の娯楽小説という取り合わせが宣伝された。原作小説は日本の千葉県南部や、東京の遥か南方に位置するという設定のコトイウシという架空の島が舞台となっていたのに対し、映画版の舞台はイギリスのロンドンを中心に、フランスの沿岸部やパリ、ドイツなどの欧州地域に置き換えられている。また、主人公をはじめとする登場人物の設定や、結末などのストーリーなども大きく変更されており、原作においてツンデレの美少女キャラクターであったヒロインはマッチョな女性軍人に、ドジっ娘の眼鏡キャラクターであった女性整備士はオタク的な雰囲気の男性科学者へと変更されるなど、ライトノベル的な萌え要素が削られてハリウッド映画的な作風へと置き換えられている。一方で作品の根幹となるループの設定や、中盤の展開、テーマ性などは原作を踏襲しており、日本原作らしい情緒を残したものとなっている。
近未来。地球は「ギタイ(Mimics)」と呼ばれる宇宙からの侵略者エイリアンにより、滅亡の危機に晒されていた。人類側の統合防衛軍[注釈 3]は敵の強大な戦力に対して劣勢な戦いを強いられていたが、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の糸口を掴み、機動スーツと呼ばれる歩兵用パワードスーツの投入によって、欧州地域における大規模な殲滅作戦を立案する。軍属の報道官であったウィリアム・ケイジ少佐は、殲滅作戦を指揮するブリガム将軍から戦場の現地取材という任務を命じられるが、危険な任務から逃れたい一心でそれを拒否し、報道官としての立場を乱用して将軍を脅迫しようとしたため、将軍の不興を買って地位を剥奪され歩兵として最前線に送られてしまう。ケイジが配属されたJ分隊の兵士たちは彼に非協力的で、ケイジは武器の安全装置を解除する手順すらレクチャーされないまま殲滅作戦に参加させられる。統合防衛軍の目論見に反して戦況は圧倒的に劣勢で、J分隊の仲間や、英雄であるはずのリタも次々と戦死していく。武器が使えず逃げ惑うばかりで何の戦果も上げられなかったケイジも最期の勇気を振り絞り、自爆用に渡されていた地雷を使い、青白く輝く獣のような姿をしたギタイと相打ちになって死亡する。ところが次の瞬間、ケイジは入隊シーンに逆戻りする怪現象を体験する。既視感を覚えつつも同じ2日間を過ごし、同じように劣勢な戦場で戦死し、再び前の時間に戻ることが繰り返されるにつれ、ケイジは自分が死ぬと同時に、体験した記憶は残り、入隊シーンに時間をリセットされるというタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付く。理由は分からないながらもループする戦場で生き残るため、ケイジは敵の攻撃パターンを覚えて戦い、リタを死ぬはずの運命から助ける。するとリタから、彼女もまた以前タイムループに巻き込まれた経験があり、今はその能力を失っていることを告白される。リタによれば、時間のループはギタイ側が自らの未来を有利なものに変えるために起こしている現象であるという。ケイジは最初の戦いにおいて、未来から過去へと情報を伝送する役割を持った「アルファ」と呼ばれる個体と相打ちになりその青い体液を浴びたため、偶然にギタイからループ能力を身につける事が出来た。ケイジはリタとその協力者であるカーター博士から、奪取したタイムループ能力を利用することが人類がギタイに勝利する唯一の希望となること、このことを他の人間に話せば人体実験の対象とされてしまう未来しかないこと、ギタイとの戦争に勝利するためには「オメガ」と呼ばれる個体を探し出して敵のループを止める必要があること、さらに出血し、輸血を受けるとタイムループの能力は失われてしまった。リタは、ケイジに輸血は避ける様に告げられた。ケイジは殺されタイムループし、入隊シーンに、部隊の監視を抜け出してリタとカーター博士に事情を説明し、模擬ギタイとの訓練を繰り返しマスターすると、次に戦場での敵の実際の出現位置や攻撃パターンを覚えていく。そしてギタイ側がループ能力を奪った人間を探し出す過程で見せるとされる幻覚を逆利用して、オメガの居場所がドイツにあるダムの地下であると特定し、リタと共に戦場を突破してその場所を目指そうとする。そして次第にケイジはリタに惹かれていく。しかしリタは途中のある一点から先へと進むことができず、ケイジの制止を振り切って名誉の戦死を選んでしまう運命であることが判明する。ケイジは自暴自棄になり、以降のループで戦場から逃亡するようになるが、結局どこへ逃げても人類がギタイに滅ぼされる結末からは逃れられないことを再確認する。ケイジは逃げることもリタと共に進むことも諦め、一人でオメガの居場所とされる場所へと辿り着くが、結局ギタイ側が見せていた幻覚はケイジを誘い出してループ能力を奪い返す偽の罠と分かった。オメガの居場所はそこではなかった。ケイジは罠を振り切って脱出する。今までの試みが徒労であったことをリタとカーター博士に告げるケイジ。するとカーター博士は、ギタイ側が見せる幻覚に頼らずにオメガの居場所を逆探知するディバイスのプロトタイプを発明したが、ケイジを戦場送りにした人物あのブリガム将軍が保管していた。ケイジはタイムループ能力を使って繰り返し将軍に会い将軍を信用させディバイスを返却出来た。オメガの居場所がパリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドの地下であることを突き止める。しかし、それと引き替えに逃走中にディバイスをひざに刺した2人の乗った自動車は捕まり、ケイジは目覚めたら輸血を受けタイムループの能力を無くしてしまう。二度と失敗はできないという状況の中、ケイジは繰り返してきたループの経験と、既に英雄として顔が知られているリタの協力により、それまでのループでは非協力的であったJ分隊を味方につけ、航空機と武装を盗用してパリへと乗り込む。ギタイ側の防衛も手厚く、J分隊の隊員たちは次々と戦死しリタも倒れるが、ケイジはループの中で繰り返してきた戦闘経験に支えられ、オメガに到達、彼はそこで地球の為に自爆した。しかしケイジは死の直前、オメガの青い体液を浴びたことからループ能力を蘇えらせた。オメガが死後ギタイは全滅していた。目覚めたらヘリの中、ブリガム将軍と出会って地位を剥奪される直前の時間まで戻る。ケイジが戻った先の時間では、元の時間同様、冒頭の英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の糸口を掴み戦意が高揚していた。ラストシーンは、ハッピーエンドだった。すべての記憶と経験を持ったまま、少佐としてケイジがリタに会いに行くと、彼女は初対面のケイジに対して不思議そうな顔をする。しかしケイジは、再びリタと再会できた喜びに感激した。
★★★☆☆
●私は結構好きですね。3.7はいってるでしょ。まるで、ゲーム感覚。何度でもトライして、一つ一つクリアし
ていく。ロールプレイングゲームを映画で見てる感じ。何度もやり直しているので、次に何が来るのかがわかる。
新しい場面が来ても、何度でもやり直せる。ただゲームはリセットボタンだが、映画では、死ぬことでリセット
される。もう何百回となく繰り返していると、トム・クルーズの表情が、疲れの表情に変わっていく。その辺は
なかなか見ごたえありでした。そうか、原作は日本でしたか。それで親近感がわいたのかもしれない。
2014年製作
Edge of Tomorrow
上映日:2014年07月04日
製作国:アメリカ
上映時間:113分
ジャンル:アクション SF
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
2014年のアメリカのSFアクション映画である。2004年に発表された桜坂洋のライトノベル『All You Need Is Kill』をもとにした脚本をもとに、監督は「ボーン・アイデンティティー」「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマンが務めた。主演はトム・クルーズ、エミリー・ブラント。「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。エイリアン(敵対的な宇宙人)の侵略を受けている近未来の地球を舞台に、敵が人類に勝つために引き起こしている時間のループに巻き込まれてしまった主人公が、出撃しては戦死する2日間を何度も繰り返すうちに経験を積んで強くなり、ループの原因となっている敵を倒す方法を見つけ出して勝利を掴むまでを描く。主人公の記憶と経験のみが過去への時間移動を繰り返すという、「ループもの」と呼ばれるジャンルの作品である。トム・クルーズが演じる主人公は当初、臆病で軟弱な人物として登場し、映画が始まって程なくして呆気ない死を迎えるという、演じた俳優のパブリックイメージを覆すような描かれ方がなされるが、この主人公はループする時間の中で死を繰り返す過程で劇的に成長し、やがて俳優が過去に演じてきたヒーローを想起させるような人物となっていく。こうした筋書きは、観客をヒーローに感情移入させる仕掛けにもなっている。原作小説は2004年に日本でライトノベル、すなわち表紙や挿絵に漫画的なイラストを用いた中高生向けの娯楽小説として出版されたが、これが2009年に英訳されてアメリカ合衆国で出版された際、校正段階の試し刷りを読んだプロデューサーの目に留まり、実写映画化の企画が立ち上がった。オタク向けのマイナーな文学と見られがちな日本のライトノベルがテレビドラマや実写映画の原作となることは少なく、特に本作のように大作のハリウッド映画として実写映画化されることは初めてであり、そうした面では異色の映画作品であり、日本のエンターテインメント小説にとっての快挙であった。日本での公開時には「日本原作、トム・クルーズ主演」というキャッチコピーが銘打たれるなど、世界的なスターでもある主演男優と日本原作の娯楽小説という取り合わせが宣伝された。原作小説は日本の千葉県南部や、東京の遥か南方に位置するという設定のコトイウシという架空の島が舞台となっていたのに対し、映画版の舞台はイギリスのロンドンを中心に、フランスの沿岸部やパリ、ドイツなどの欧州地域に置き換えられている。また、主人公をはじめとする登場人物の設定や、結末などのストーリーなども大きく変更されており、原作においてツンデレの美少女キャラクターであったヒロインはマッチョな女性軍人に、ドジっ娘の眼鏡キャラクターであった女性整備士はオタク的な雰囲気の男性科学者へと変更されるなど、ライトノベル的な萌え要素が削られてハリウッド映画的な作風へと置き換えられている。一方で作品の根幹となるループの設定や、中盤の展開、テーマ性などは原作を踏襲しており、日本原作らしい情緒を残したものとなっている。
近未来。地球は「ギタイ(Mimics)」と呼ばれる宇宙からの侵略者エイリアンにより、滅亡の危機に晒されていた。人類側の統合防衛軍[注釈 3]は敵の強大な戦力に対して劣勢な戦いを強いられていたが、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の糸口を掴み、機動スーツと呼ばれる歩兵用パワードスーツの投入によって、欧州地域における大規模な殲滅作戦を立案する。軍属の報道官であったウィリアム・ケイジ少佐は、殲滅作戦を指揮するブリガム将軍から戦場の現地取材という任務を命じられるが、危険な任務から逃れたい一心でそれを拒否し、報道官としての立場を乱用して将軍を脅迫しようとしたため、将軍の不興を買って地位を剥奪され歩兵として最前線に送られてしまう。ケイジが配属されたJ分隊の兵士たちは彼に非協力的で、ケイジは武器の安全装置を解除する手順すらレクチャーされないまま殲滅作戦に参加させられる。統合防衛軍の目論見に反して戦況は圧倒的に劣勢で、J分隊の仲間や、英雄であるはずのリタも次々と戦死していく。武器が使えず逃げ惑うばかりで何の戦果も上げられなかったケイジも最期の勇気を振り絞り、自爆用に渡されていた地雷を使い、青白く輝く獣のような姿をしたギタイと相打ちになって死亡する。ところが次の瞬間、ケイジは入隊シーンに逆戻りする怪現象を体験する。既視感を覚えつつも同じ2日間を過ごし、同じように劣勢な戦場で戦死し、再び前の時間に戻ることが繰り返されるにつれ、ケイジは自分が死ぬと同時に、体験した記憶は残り、入隊シーンに時間をリセットされるというタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付く。理由は分からないながらもループする戦場で生き残るため、ケイジは敵の攻撃パターンを覚えて戦い、リタを死ぬはずの運命から助ける。するとリタから、彼女もまた以前タイムループに巻き込まれた経験があり、今はその能力を失っていることを告白される。リタによれば、時間のループはギタイ側が自らの未来を有利なものに変えるために起こしている現象であるという。ケイジは最初の戦いにおいて、未来から過去へと情報を伝送する役割を持った「アルファ」と呼ばれる個体と相打ちになりその青い体液を浴びたため、偶然にギタイからループ能力を身につける事が出来た。ケイジはリタとその協力者であるカーター博士から、奪取したタイムループ能力を利用することが人類がギタイに勝利する唯一の希望となること、このことを他の人間に話せば人体実験の対象とされてしまう未来しかないこと、ギタイとの戦争に勝利するためには「オメガ」と呼ばれる個体を探し出して敵のループを止める必要があること、さらに出血し、輸血を受けるとタイムループの能力は失われてしまった。リタは、ケイジに輸血は避ける様に告げられた。ケイジは殺されタイムループし、入隊シーンに、部隊の監視を抜け出してリタとカーター博士に事情を説明し、模擬ギタイとの訓練を繰り返しマスターすると、次に戦場での敵の実際の出現位置や攻撃パターンを覚えていく。そしてギタイ側がループ能力を奪った人間を探し出す過程で見せるとされる幻覚を逆利用して、オメガの居場所がドイツにあるダムの地下であると特定し、リタと共に戦場を突破してその場所を目指そうとする。そして次第にケイジはリタに惹かれていく。しかしリタは途中のある一点から先へと進むことができず、ケイジの制止を振り切って名誉の戦死を選んでしまう運命であることが判明する。ケイジは自暴自棄になり、以降のループで戦場から逃亡するようになるが、結局どこへ逃げても人類がギタイに滅ぼされる結末からは逃れられないことを再確認する。ケイジは逃げることもリタと共に進むことも諦め、一人でオメガの居場所とされる場所へと辿り着くが、結局ギタイ側が見せていた幻覚はケイジを誘い出してループ能力を奪い返す偽の罠と分かった。オメガの居場所はそこではなかった。ケイジは罠を振り切って脱出する。今までの試みが徒労であったことをリタとカーター博士に告げるケイジ。するとカーター博士は、ギタイ側が見せる幻覚に頼らずにオメガの居場所を逆探知するディバイスのプロトタイプを発明したが、ケイジを戦場送りにした人物あのブリガム将軍が保管していた。ケイジはタイムループ能力を使って繰り返し将軍に会い将軍を信用させディバイスを返却出来た。オメガの居場所がパリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドの地下であることを突き止める。しかし、それと引き替えに逃走中にディバイスをひざに刺した2人の乗った自動車は捕まり、ケイジは目覚めたら輸血を受けタイムループの能力を無くしてしまう。二度と失敗はできないという状況の中、ケイジは繰り返してきたループの経験と、既に英雄として顔が知られているリタの協力により、それまでのループでは非協力的であったJ分隊を味方につけ、航空機と武装を盗用してパリへと乗り込む。ギタイ側の防衛も手厚く、J分隊の隊員たちは次々と戦死しリタも倒れるが、ケイジはループの中で繰り返してきた戦闘経験に支えられ、オメガに到達、彼はそこで地球の為に自爆した。しかしケイジは死の直前、オメガの青い体液を浴びたことからループ能力を蘇えらせた。オメガが死後ギタイは全滅していた。目覚めたらヘリの中、ブリガム将軍と出会って地位を剥奪される直前の時間まで戻る。ケイジが戻った先の時間では、元の時間同様、冒頭の英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の糸口を掴み戦意が高揚していた。ラストシーンは、ハッピーエンドだった。すべての記憶と経験を持ったまま、少佐としてケイジがリタに会いに行くと、彼女は初対面のケイジに対して不思議そうな顔をする。しかしケイジは、再びリタと再会できた喜びに感激した。
★★★☆☆
●私は結構好きですね。3.7はいってるでしょ。まるで、ゲーム感覚。何度でもトライして、一つ一つクリアし
ていく。ロールプレイングゲームを映画で見てる感じ。何度もやり直しているので、次に何が来るのかがわかる。
新しい場面が来ても、何度でもやり直せる。ただゲームはリセットボタンだが、映画では、死ぬことでリセット
される。もう何百回となく繰り返していると、トム・クルーズの表情が、疲れの表情に変わっていく。その辺は
なかなか見ごたえありでした。そうか、原作は日本でしたか。それで親近感がわいたのかもしれない。