辺 蟲 憐 寺 境 内

Hemulenji precinct yard

御寂山辺蟲憐寺々領林
昆虫相他備忘録

雲紋雀

2023-05-02 17:41:51 | ZU・I・SO 

230502 立川市でのヒゲブトハナムグリの記録は少ないものと思われるが 以前から翔んでいるのは知っており その画像を抑えに出掛けた。

これまで♀を見る事が出来ず スルーしていた。

低温強風で 大きな手掛かりとなる探雌飛翔は鈍かったが 何とか交尾ペアを撮る事ができた。

当然と言えば当然だが ♂の探雌飛翔に比べ ♀が直線的に翔ぶ姿を見せてくれ それもその発見の一助となりそうだ。

その前 温度が上がるまではと 小平市を散策。

エゴツルクビオトシブミをポロッと落下させ エゴノキから離れようとした折り 偶然ウンモンスズメが目に入った。

今日はクビアカトラカミキリの日と言えそうだった。

同市では過去最多の個体数に会う。

 

気温がそこそこ上がり ダイミョウセセリも翔び始めた。

 

ヒゲブトハナムグリも動き始めるであろうと立川市へ向かう が ほとんど静止しているので ♀やペアを見つけるのが厄介だった。

 

旅もやうやく一人になりて白い花  種田山頭火

 

空や花さん

見させて頂きました。

私はヤブガラシで見る事が一番多いですね と 後は道路を這ってるやつ。w

 

空や花さん

深山に分け入り 蝶を探している少年は 興味と興奮でキラッキラしていると思いますよ。w

どこかへ行こうとしている芋虫は いろんな事が考えられますが ご指摘の状況の可能性は高いと思われます。

土中で蛹化するガは多いですからね。

人工物上では適当な蛹化場所が見つからないのかもです。

近年気がついた事なんですが 食樹から風などで落下する個体の多い事。

物凄い数の幼虫が餓死や捕食されているんでしょうね。

餌の枯渇も考えられますね...他 諸々。

車に轢かれそうな幼虫は人目につくだけで 実際は多くはないのかもですね。

ツマキシャチホコ幼(上)とヒオドシチョウ前蛹(下)両者とも落下個体と思われます。

 

空や花さん

ミヤマは深山ですから 基本的には高地性を言ってて 神秘的と言えばそうなのかも知れません。

カラスアゲハに比べれば標高を上げるという意味なんでしょうね。

思い返せば昔 ミヤマカラスアゲハは対馬のに嵌ったり はたまた広島市中区で採った事もありました。

島や市街地に深山...ある意味神秘的ですな。

前回の記事は 多くはないまでも安定的に見る事が出来る端 低地って事になりますが もっと低地と言うか 都心寄りと言うか 稀に記録されます。

我家(国分寺市)にも 稀に翔んでくる様です。

アゲハ飼育用に植えたキハダに幼虫を見つけた事もありました。

流石に我家のアワブキに 遠くまで翔ぶとは思えないアオバセセリが発生した事はありません。

 

空や花さん

私はブドウスズメにそっくりなハネナガブドウスズメ↓しか会っていません。

確かに妖怪の様かもですね。

 

himesijimi さん

ウンモンスズメは確かに特異なデザインですよね。

ウワバとシタバ 裏面の黄色...対天敵とか配偶行動とかに独特の戦略がありそうです。

この緑と赤は 我々の暗所視と明所視やらでは理解不能なのかもですね。

クビアカトラは庭に材でも積み上げますか?。w