TVドラマ『夜行観覧車』が面白い。
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『夜行観覧車』を観てると気付かされる。
比較するという事の重要性を。
分相応と云う言葉は好きではないが無理に無理を重ねるとどこかに歪みが出る。
その歪みを隠そうとすればするほど更なる歪みを生み、自分の帰り道さえ見失ってしまう。
他者と比較することは重要だと思う。しかしもっと重要なのは比較した後の行動。
「自分はアイツより劣っている。だから頑張ってアイツに追い付かなきゃ!」こんなポジティブ思考が働けば必ずや追い付けるだろう。
まずは自分が劣っている所を捜す。そしてどうすれば・・・どう考えれば・・・こう云う考えで行動すれば、結果的に追い付けなくても何かを掴む事が出来る。
が、意識か無意識か「自分はアイツより劣っている。だからアイツの悪口や邪魔をして自分のいる場所まで下げてやる」こう考える人も少なからず存在する。
いろんな策略を働かせ、自分は表に出ずに共通の敵を作り上げチンケなグループを作る。
そして他人の足を引っ張ることが、他人が失敗したことが自分達の成功・喜びだと考え始める。
しかし残念ながらこんな人達の末路は、仲間内で悪口を言い合い、今度は仲間同士で足を引っ張り合い、仲間だと思ってたチンケなグループ同士の裏切りによる孤独である。
PTの久保田氏の言葉を思い出す・・・「自分の評価は他者評価で決まる」と言う言葉を。
自分がどれだけ努力して頑張ったとしても、人に認められなければ頑張ったことにならない。
「オレがどれだけ頑張ってもあの人は認めてくれない。だからあの人が悪いんだ」こんなヒガミ根性では現状を抜け出せない。
何故この人は自分を認めてくれないんだろうか?どこが足りないから認めてくれないんだろうか?
自分はこう云う考え方を続けていたい・・・こんなことを考えながら『夜行観覧車』を観ていた。
このドラマの行く末はどうなるんだ?誰が真犯人なんだ?動機は?
だが全く気にならない。気にしようもない。何故なら既に原作を読んでしまっているからだ。
ぬをぉぉぉぉぉーーー
犯人が誰か・・・そして動機は・・・・
くぅーーー書きたい。
みんなの楽しみを邪魔したい。
今日はこんな気分にさせる休日出勤の事務所よりお届けしました。