5大会連続でW杯出場を決めた日本代表。

もし生まれ変われるとしたら・・・いや、もし自由に生まれ変われる人間を選べるとしても本田選手にはなりたくない。
あんなプレッシャーがかかる場面で、当たり前のように自らボールを持ち、悠然とペナルティーマークにボールをセット。
これを外したら負ける、そして次の最終戦で負けたらW杯に出場出来ない可能性が高くなり、日本中から戦犯扱いされバッシングを浴びる。そんな状況下でもど真ん中に、しかも当たり前のように平然と決める精神力。
あの状況下が私だったら・・・おそらくあの僅かな時間で胃に3つぐらい潰瘍が出来てるだろう。
もし生まれ変わりを選べるんなら、PKを蹴る本田選手の脇で万が一キーパーが弾いた時にチョコンと蹴ってゴールするような選手に生まれ変わりたい。
しかし彼のメンタルの強さはどこから来るんだろうか?
生まれつき?
色んな逆境を乗り越えてきたからなのか?
あるいは優秀なメンタルトレーナーでも付いてるのか?
彼の強い心の秘密が知りたい。
なんせ私、あるはずもないのにバレンタインのチョコが「机の中に入ってるんじゃないのか?」登校してすぐドキドキしながら机の中見たり、何一つ用事もないのに心臓バクバクさせながら無駄に放課後の教室に残っていたり、可能性はほぼゼロなのに「はぁは~ん、みんなに見られるのが恥ずかしいんでコッソリ自宅に届けてるんじゃ・・・」口から心臓が飛び出しそうなぐらい緊張をしながら帰宅したり・・・そんな小心者なのである・・・いかん、また脱線し始めた。
もちろん心の強さだけで勝てるとは思わないが、勝利するための大前提が心の強さだと本田選手に再認識させてもらった。
実はこの試合で「やっぱスゲーな!」と思ったのは試合後の長友選手の言葉だ。
【日本代表コメント】長友「僕らは本気で優勝狙っているんで」
「W杯アジア最終予選、日本1‐1オーストラリア」(4日、埼玉)
DF長友佑都「うれしいですけど、まだまだ僕らは本気でワールドカップ優勝を狙っているんで。これは通過点だと思うので、個人としてもそうだし、成長していかないといけない。努力していきます。(同点のPKの場面は)ケイスケ(本田)はメンタル強いんで、アイツなら決めてくれると思いました。さすがです。ワールドカップ出場を決めることができたのも、ユニホームを洗ってくれたり、マッサージをしてくれたり大舞台を裏方の人が支えてくれた。僕らは幸せです」(デイリースポーツ)
当たり前のように裏方さんに感謝の言葉が口から出てくる。
この辺の団結力が『チーム日本』の強さなんだ!これが日本の強味なんだ!そんなことをCS放送の『レッツゴーヤング』で楽しそうに会話してるトシちゃんと聖子ちゃんに遥かなるノスタルジーを感じながら書いている。

こんなCMにすら妬いていた少年時代を懐かしむ
しかしサッカーのキャッチフレーズでもあるこの言葉「絶対に負けられない戦いがそこにある」

この言葉はサッカーの試合後、渋谷スクランブル交差点で狂気と化し、暴徒化したサポーター達に対応している警察官に送るべきだと考えるのは私だけなんだろうか?

