終わりの始まり・・・
開幕ダッシュ出来ず・・・・和田さん、武田さんと云う両翼を失くし、スアレスと言うハンダのような繋ぎ役も失くし、打線の中心だけではなくチームの中心である内川選手も失くした。
シーズン中盤には『鷹VS鷲』の猛禽類(もうきんるい)最強の座を賭けて争い、叩き落とされれば『獅子』が地上で口を開けて待っていた苦しい夏場。
それでも終わってみればパ・リーグ史上最速で優勝を決め、それどころかシーズン100勝と云う猛烈な記録に手が届きそうな勢いだった。
今年も『福岡・秋の風物詩 ソフバCS敗退』も期待出来そうにない。
3勝2敗と勝ち越してはいるものの対戦防御率1.97と完全に抑え込まれてソフバが苦手としている鷲・則本さん、
これまた2勝4敗と勝ち越してはいるものの防御率3.14、安打率にしては1.88とこれまた抑さえ込まれている岸さんがCSファーストステージで投げるでしょうからソフバ相手に投げるのは1回づつでしょうし、無理して中4日で投げてもベストピッチは出来ないはず。
獅子が上がってきたとしても同様で頼みの最優秀防御率で勝利数も15勝の菊池投手は0勝7敗、防御率7.97、被安打率0.308とソフバ打線に完膚なきまで叩きのめされている。もう西武でコワいのは浅村さんの復活のみ。
もうパの盟主どころかその強さ、育成、観客動員数からしてもNPBの盟主の座にグッと近づいているでしょう。
このソフバの快進撃はいつまで続くのか?
いや、何年後かに振り返った時、今シーズンこそもう終わりの始まりなのかもしれない。
投手陣は問題ない。問題ないどころか数年後には今以上の投手王国が出来上がっているだろう。
高橋 純平、田中 正義、石川 柊太、松本 裕樹 、左でいけば齋藤 誠哉、長谷川 宙輝、古谷 優人・・・将来ローテのど真ん中候補、それも20代前半の活きの良い名前が次々と出てくる。
一方の野手陣、20代前半で2軍で結果を残してる選手は・・・・長打力は魅力だが2軍でも打率0.214の真砂さん、打率0.289の塚田選手は28歳。
入団1年目から0.289の高打率を残した三森選手は現時点では長打力がなく・・・・。
これは今年のソフバの主力メンバーと年齢 ※赤は現在30越えの選手、青は3年後には30代
今宮健太 26歳
松田宣浩 34歳
本多雄一 32歳
川崎宗則 36歳
川島慶三 33歳
内川聖一 35歳
吉村裕基 33歳
中村晃 27歳
柳田悠岐 28歳
城所龍磨 31歳
長谷川勇也32歳
福田秀平 28歳
江川智晃 30歳
明石健志 31歳
高田知季 27歳
上林誠知 22歳
甲斐拓也 24歳
高谷裕亮 35歳
鶴岡慎也 36歳
なんとなく城所さん、福田さん、明石さんって若手ってイメージで次世代のソフバのレギュラーか?と思ってたがこんな年齢だったとは。
こうして見ると現メンバーで3年後に20代としてレギュラーで活躍してそうなのは今宮選手、上林選手、甲斐選手のみとなる。
もちろん若ければ良いってことでもない。良いってことはないがチームには若さと言う勢い、新陳代謝は必要な訳で競争が激しければ激しいほどチーム全体のレベルが上がっていくでしょうし・・・・。
そこで2017年ドラフト。もう補強ポイントは野手です。それも2~3年後に内川さん、松田さんからレギュラーを奪える巧打であり長距離も兼ね備える選手。
となれば・・・・競合必死ではあるが清宮選手に行って欲しい。彼の評価については意図的なのかアンチなのか知らないが悪評が目立つ。「守備がダメ」「足が遅すぎ。プロでやっていけるレベルじゃない」「いくらホームラン記録作ったからってそれはレベルの低い高校生相手。大したことない」「あのスイングじゃ金属で打てても木製じゃムリ」・・・etc
大丈夫!確かに守備に気を使ってる感はないが決してヘタではないし、足も・・・走り方がアレなだけで遅くはない。
ホームラン記録が大したことない?イヤイヤ、過去に彼ほどホームラン打った打者はいない。相手のレベルがどうであれ間違いなく遠くに飛ばす能力はずば抜けている。
金属で打てても木製じゃ打てない?木製も金属もスイングは同じでいい。飛ばせるポイントでしっかり捕らえるかどうか?狭くなった芯で捕らえるかどうか?だけです。
2順目以降も徹底的に野手、それも高卒中心で行って欲しい。
履正社・安田、横浜・増田、花咲徳栄・西川、九州学院・村上、真颯館高校・高木、智弁学園・太田・・・このあたりか?
大卒で行けば東北福祉大・楠本、上武大・島田(ホントは鳥巣くんが欲しいところだが)、慶応・岩見・・・
と、まあ好き勝手に書いてはいるが実際ドラフト控えてる選手はどの球団が指名してくれるのか気が気ではないはず。
入る球団如何で自分の将来が大きく変わる・・・となれば・・・・
さぁ運命のドラフトまであと23日・・・今日は疲れたんでこの辺で・・・・。