~ 夢の途中 ~

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見事な・・・Vol.1

2017年07月30日 | 高校野球

見事なまでの負けっぷり。

九国大付らしい負け方で4年連続出場を逃した。「見事な」ってのは悪口でもなんでもなく、ホントに九国らしい戦い方で最後まで小細工せず、打ち勝つ自分たちの野球を貫いての敗戦は見ていてカッコ良かった。

2度の無死二三塁のチャンス、特に最終回は1点返し2-3、なお無死二三塁。ここで最低でも同点、あわよくば2塁走者まで帰して逆転の場面。
通常なら・・・・「まぁ一人目は打たして得点出来なかったら二人目ではスクイズで同点・・・・そんな欠片もない。
とにかくバットをぶん回す九国大付。最後の最後まで自分達の野球を貫き通す姿勢は見事だった。

もちろん福工大城東のバッテリーもこのピンチ果敢に攻めた。
攻めた結果凌ぎきり昨年決勝の借りを見事に返した。


もうこのまま福工大城東の優勝かな?って思ってたら次戦の東筑にまさかの逆転ツーランを浴び敗退するとは・・・これがまさに『THE高校野球』なんですね。


しかし今大会一番の見所、それは超個人的な意見で申し訳ないんですが・・・福岡舞鶴高校・富田投手と福大大濠・三浦投手。それはもう見事なまでの投げ合いだった。





いや、互角どころか選抜ベスト8の大濠打線の胸元をガンガン攻め込んだかと思えばブレーキ鋭いスライダーで三振の山を築き5回まで無安打に封じ込んだ。むしろこの試合の主役は富田君で三浦君が脇役にすら思えた。

ただ観戦しながら「初回からこんなに飛ばしまくって最後まで持つんかいな?」、「ん?大濠の三浦君てこんなもんなの?」

そんな感じだったが・・・頭から全力で投げなければ大濠打線を抑えられなかった富田君、6回に初安打を浴び同点に追いつかれると7回、8回も失点を重ね計4失点。

9インニグを見越して投げた投げたかのような三浦君は尻上がりに調子を上げ、後半は福岡舞鶴に得点の気配すら感じさせない見事な投球を披露。
「これが選抜ベスト8の投球だよ!」後半の三浦君はそんな凄みある投球だった。




東筑高校おめでとう!

大濠高校残念だったね・・・・いや、大濠高校の夏はまだ続いていた・・・・

次号につづく



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