~ 夢の途中 ~

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どう捉えるか?考え方一つです。

2012年04月02日 | 高校野球

昨日録画していた甲子園の準々決勝。

仕事が終わり、黒霧島のお湯割りを片手に観戦。

そして・・・この2つの判定を巡ってネット上では激しい罵り合い。


問題のシーン、まずは名電ー光星



今大会のNo1左腕、濱田くん。ココまでほとんど表情を変える事無く、淡々と一人でマウンドを守ってきた。

そして・・・この判定に明らかに表情が変わった。「えっ!て言う表情をした。」

この後ランニング3ランを打たれ勝負が決した。

これは・・・スクイズに行って明らかにスイングしてるでしょうし、三振でボールデッド、2死3塁からのスタートでしょう。

明白なミスジャッジです。・・・・・・が、例え地球が滅亡し人類が他の星に移住し、そこで新たに高校野球が始まったとしても・・・審判が下した判定は絶対なのである。

濱田くんは、「まぁ審判も間違いはあるさ!次の打者を抑えてキッチリ逆転するか!これぐらいの判定ミスは想定内だぜぇ~」

そこまでの精神力があれば、このピンチを乗り越えていたハズ。

「え~、そこまで高校生に求めるのは酷なんじゃない?」って声もあるだろうが、彼は間違いなく今秋のドラフト上位(たぶん中日が1位指名するでしょう)の超高校級、この判定を彼がどう思うか?これを教訓にどう生かすか?どう捉えるか?
考え方一つで大きく成長できるハズです。期待したいです。



そして・・・・横浜ー関東一の問題のシーンです。






このシーンを見て、審判やアピールした捕手に非難殺到してますが、果たしてそうなんだろうか?

タッグをかわしながら・・・そんなプレーではないし、むしろ楽々ホームインです。

確かに選手はベースを踏んでる“よう”に見えます。が、これだけ余裕があるプレーなんだからハッキリとベース中央を踏んでいれば何の問題も無かったハズです。

横浜・尾関選手は「ちくしょー、審判のせいで負けた!」と思ってしまったら彼の成長はないでしょう。

この判定を生かすも殺すも、やはり考え方一つですね!


ザンネンなのが関東一の捕手に対して「そこまでして勝ちたいのか?」そういった糾弾の声が聞こえるのが寂しい。

関東一の捕手は基本どおり走者のベースタッグを確認し、踏んでいない、と判断したからアピールしたんです。

野手が走者のベースタッグを確認するのは基本中の基本であり、忠実にプレーした。

私はあの大舞台で基本に忠実にプレーした捕手をむしろ褒めたい。

春の選抜大会もあと3試合、熱戦に水を差すような誹謗中傷は控えてもらいたい。

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