~ 夢の途中 ~

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効率化・・・・寂しい通達

2011年03月06日 | 悲しい話

去年の夏・・・・


福岡県高野連から“ある通達”が。


高校野球の風物詩の一つでもある


『勝っても負けても、審判やスタンドに深々と頭を下げる球児の姿』


『BOXに入る時の一礼』


『審判からボールを受け取る際の脱帽・一礼』


『試合の開始・終了時に対戦相手との礼の後、

審判に向き直ってもう一度頭を下げる』、などなど。


福岡県高野連は対戦相手だけにするよう指示。

試合後に選手がベンチから荷物を片付け、再びベンチ前に整列して頭を下げるのも、

次の試合の準備が遅れるので「片付け前に1度礼すれば十分」と桜木副理事長。
 




その理由として・・・・・


試合時間の短縮・効率化だそうです。


「プレーで選手をせかしたくないから」

緊迫した場面では、タイムや伝令をしっかり活用してほしいし、

延長戦だって時間を気にせず全力で戦ってもらいたい。

だから10秒程度のおじぎでも「時間の節約ができるところはする」と桜木副理事長。





もう・・・・


この時点で


誰のための高校野球か?.....不明です。


残念です。



3年生にとっては.......最後の夏。


2年半.....一心不乱に野球に打ち込んできたにもかかわらず


「プレーをせかされる」って・・・・・


時間短縮....誰のために.....?


アマチュアなんで観客のためではない......はずです。


だとすると・・・・なんのため??


まさか入場料600円取ってるからって観客のため?


一つの球場で1日3試合消化するための時短?


だとすれば、大会開催を早めるとか解決策もありそうだが。


そうすれば過密日程で投手が壊れる危険性も薄れそうなんですが....。




高野連は常日頃“野球を通しての人間成長” “教育の一環”


などとよく言います。



が・・・・・



本末転倒じゃ......



効率化の言葉に騙され



伝統や礼儀はカットされていく。



効率化を求めるなら・・・・


あんな炎天下の中でスポーツをやるのはどうなんだろうか?


医学的には・・・・非常に危険なはず。


矛盾だらけです。。



もうこうなったら


効率化の先鋒・・・米国みたいに



試合開始時間に合わせて、後攻チームはいきなり守備に付く。


投手の連投禁止。


試合は土日しか行わない。



など思い切った改革をすべきじゃ・・・。




でも・・・・



小さい時に身に付いた“礼節”は大人になるほどに役立つと思うが・・・・。



思い直してほしい.....です。











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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-03-06 10:21:31
全くおっしゃる通りです!
球技での礼節は野球人特有のものだと…それを身につけて欲しいと親も願っているのです。
そして、惜しみない拍手を贈る感動的な場面です!
無くさないでもらいたいなぁ
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