日本を取り戻すと言ってた人が、一番日本らしくないTV局の会長とのゴルフを優先していたなんて。ゴルフを切り上げたとか、中止したから良かったとか、そんな問題ではない。
リーダーは、たとえ休日中であってもリーダーとしての責任がある
これは、昔大きな会場で開かれた、研修内容の一部である。一応何らかの役職のある人たちが参加した。
そんな馬鹿な、休みの日ぐらいは自分の勝手だと思う人達がいるが、それは、肩書きを持たない人の話である。研修を終えた上司はうかつにもその用紙を無造作に自分の机に置いていたものだから、目ざといスタッフが見つけ、みんなで回し読みした。上司は慌てて、取り戻そうとした。別に自分の書いたものなら、恥ずかしいとかなんとかの理由で隠すことはわかるけれど。つまり、そこには、一杯リーダーの責任や資質のことが書いてあったから、その上司にとっては都合の悪いものだった。
これは、たんなるちっぽけな集団のリーダーの話である。だが、心配なのは、擁護していた議員さんたち。かれらもやはり、同じようなことがあったらゴルフを止めない人達なんだろうなあ。果たして、これで日本がとりもどせるのかしら?
もし、あれが広島でなく東京だったら、あるいは自分の身内だったら、総理はいったいどうしただろう?