アッキード事件の報道を見るにつけ、なぜか韓国の朴大統領を連想してしまう。お友達に散々いい目をさせたことで、罷免だけではない、有罪になる。日本では同じようなことをやっていても片や援護する人ばかりで一部の良識ある知識人だけがあたり障りのない異議を唱えているに過ぎない。
籠池氏の会見でもことさら総理や昭惠夫人には何かをしてもらったということはないと言っていたが、見え見えだ。まるっきり信じている人はいないはずだ。
昭惠夫人は森友学園の教育方針に感動したし、「お手伝いしたい。」とはっきり言っている。自分の夫にも必ず伝えると言っていた。そのくせ問題になると稲田大臣も含めて口を揃えて「会ったことはない」「知らない」と一様にみんな言っている。それまでは後押ししてほいほいとおだてて小学校を作るように仕むけておきながら最後は知らんふりされている。籠池氏が会見でかなり怒っていたけれど、怒る相手が間違っているのではないの?それどころか肝心の蜥蜴を隠して庇って野党のせいにしている。それとも野党が国有地の問題に協力したのだろうかと一瞬勘違いしてしまう。
誰だって総理夫人がフェイスブックで褒めちぎったり何度も森友学園の指導に賛同したと言っているビデオをみると、場合によってはこういう私だって心が動くだろう。
肩書は無言の圧力になるからだ。
昭惠夫人は利用されたとテレビでコメンテーターたちが言っているが、本心から言っているのだろうか?そう言ったほうが総理夫婦には聞こえがいいだろうから。むしろ昭惠夫人進んであちこちのところで名誉職を請け負っているのではないか。先日の会見でもそんな自負を窺えたけれど。
学歴コンプレックスのあるひとは学歴ロンダリングを行うし、学力コンプレックスのある人、幼少時代から学校でなんら役員などに選ばれたことのなかった人は学校を離れてから往々にして名誉職を求める。
大半の人はみんなから推されていやいや義理で引き受けるがその違いは、はた目からもすぐに分かるだろう。
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