よく旅館がいいかホテルがいいか?という話題になると私は断然ホテルを選ぶ。夫がベッドライナーの上に座ったりするのが困るだけで。
それもちゃんと説明したけれど、うっかりその上に座ってしまいそう。 そのベッドライナーのない部屋もあったからそんなところは大歓迎。
ツアーだったけど、夕食にレストランに行くまえに布団を敷きに来てくださった。しかし、多くの旅館では枕カバーと敷布団はシーツを交換するけれど、掛布団のシーツカバーはそのまま交換しないのですよ。唯、襟元にカバー―をつけるホテルもあったけれど。考えて見ると昨夜以前の客がどちらを足元にしていたかわからない。
昔、北海道に旅行して体調を崩したことがあった。そのため行程をかえたため何処も満員で泊れるところがなかった。しかし、なんとかキャンセルが出た旭川の安いビジネスホテルに泊まれた。ところが、そのホテルに感動した。
部屋は和室で布団を敷いたら歩くスペースはないほど狭い。しかし、上下ともに清潔なシーツが挟み込んであった。それまで旅館や民宿ペンションに泊まっていたから、こんな安いビジネスホテルで一番清潔感のある所に出会えたというのがとても驚きだった。旅先で病んだ体に最高の癒しだ。夕食はとても食べられなかったのでメロンを食べた。夕張メロンではなかったみたいだが、少しも遜色のない味だった。
夫が気晴らしにホテルの支配人(の人かな?)と喋っていてとても親切で友好的で思わず旭川に住みたくなったと言っていた。本気でこちらに住む気なら住むところも探したり世話したりしてあげるよとのことだった。
そういう話はよくある。稚内でも住むところも見つかるし、仕事もちゃんとあると現地の人は勧めてくれた。
また、旭川出身の人が「土地や家が欲しければ実家の兄に頼んだらいくらでも売ってくれるよ。」と。北海道の人は閉鎖的でないのだろう。
残念ながら次回旭川に行った時にはそのホテルはなくなっていた。それとも名前が変わったのか。お昼はむちゃくちゃ安いバイキングがあった。安くて良いところはどんどん無くなっていくのだなと寂しく感じる。
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