徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

福島渡利の箇条書…

2012年06月29日 | 福島
60kmも山を渡って放射能が押し寄せた…
雨が降るたび山から汚染土壌が流れ込む…
近くには小学校と保育園がある…
中学校も病院も団地も高校もある…
時間が経つたび線量が高くなる…
時間がたつにつれセシウムの濃縮が進んでいる…
政府や行政の測定数値はいつも異常なほど低い…
行政は線量の高い場所を絶対に測定しない…
福島市は避難は絶対させないと宣言した…
土壌汚染測定で30万Bq/kgが検出された…
渡利小学校では毎時27.74μSvを超えた…
排水路の泥は76.96μSvもあった…
3ヶ月で、濃度が5倍に増えている…
行政は100mSv/年まで健康に影響ないと言った…
政府と福島市は自分達で除染しろと強要した…
中学校は「放射能安心」の刷り込みを強要された…
防護服で一時帰宅する避難区域よりも線量が高い…
この土地の除染効果の薄さを国はもう知っている…
自分達は被曝を強制される…
国は避難させない為に基準を切り上げた…
南相馬市と比べても避難基準がはるかに高い…
除染が限界だと知っても避難させてはくれない…
県外避難を知事が突然打ち切った…
福島市だけが特定避難勧奨地点を認めない…
避難させない為の除染計画は既に破綻している…
被曝しても誰も助けてはくれない…

管理区域…

2012年06月26日 | 福島
児童公園の線量は0.627μSv/時と表示されていた…

国の法令によると、0.6/時を超える範囲は『放射線管理区域』に指定され、被曝を受け易い未成年者の立入りが厳しく禁止される事になっている…
そんな場所で、子供達が遊んでいた…

子供は親や学校のいう事を、いつまでもはきいてくれない…

少しづつ前へ…

2012年03月17日 | 福島
昨日立ち寄った桑折の仮設のおじいさんは浪江の人で「車や何やら放射能で汚れた物は全部処分したけど」と言いながら
楽しそうに夕方の散歩に出掛けて行った…

生きているという事は素晴らしい…

人々は少しずつ前に進んでいる…

ままどおる

2012年03月16日 | 福島

仮設の布団の間から、おばさんが手を振ってくれた…
街を走り回る子供の腕には、線量計が巻かれていた…
霊山の子供達は、近々線量の再検査を受ける…

一年前には考えもつかなかった事が、今では当たり前になっている…

異常は、あっという間に日常になってしまった…


追伸:今日一番嬉しかった事は、自転車のおじさんに「ままどおる」を貰った事…