徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

心の傷には諏訪の温泉…

2015年06月29日 | 日記




諏訪湖到着…
天気は滅法優れているが
その後どしゃ降りになるなんて事は
知る由も無いソレガシ…
中仙道に沿う
諏訪大社下社の春宮と秋宮に詣でて
道端から注がれる湧水で
喉なんか潤そうかな~んて思ったら
「熱ぁぁぁぁぁぁぁぁ~」と
いきなり突然のブルースリー症候群…
それもその筈
フォッサマグナと中央構造線が絡み
更に大小の断層が
交わり合うこの辺りは
街道の頃から世に知られる大温泉地!
温泉宿が立ち並び
公衆浴場も立ち並ぶどころか
家の風呂にも温泉をひいてるレベル!
そんな熱湯が
道の傍から湧いているぅぅぅぅう~!

そんな訳で
何はともあれまずは温泉で殺菌消毒!
お邪魔したのは
中仙道に面する下諏訪町の菅野温泉…
この辺りの公衆浴場は
大体どこも一律で二百三十円という
悩まなくても支払い易いお値段…
つうわけで
中仙道から暖簾をくぐると
トンネルのような通路に抜けまして
矢鱈と新聞が敷いてあるので
ハテナと思い上を見上げて見ますと
いやはや無数のツバメの巣ぅ!
可愛いぃぃぃぃぃぃ~!
食べちゃいたいぐらい可愛いぃぃ~!

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
コラコラ!焼鳥は勘弁してぇぇぇ~!

そんな
ピヨピヨと心地のいいサウンドは
訪れる人たちの心を慰めてくれます…

さて…
綺麗さっぱり人間らしくなりまして
風呂から上がって仰天クリビツぅ~!
冒頭でもお伝えしたどしゃ降りは
まさに
このタイミングでやって来たのです!

そして!
せっかくサッパリしたにも関わらず
ずぶ濡れでたどり着いたみずべ公園…
風呂に浸かった極楽と
雨にうたれる切なさを心に刻まれた
割とよくある夜でした…

追伸…
下諏訪温泉は
そんな心の傷にもよく効くようで候…



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感謝感激!塩尻歓迎式典!

2015年06月28日 | 日記



南から来ると
贄川が木曽十一宿の最後で御座い…
その集落を
ダラダラダラと歩いておりますと
登校中の中学女子が
ソレガシを見るやいなやダッシュ!
一目散でしたねぇ~

ヒドい話で御座いますよ全く…

するとその先で
朝の出勤時刻らしき勤め人の方が
この辺は何も無いけど
とか何とかブッこきながら
教えてくれたのが上の写真一枚目!
樹齢千年と伝えられるトチの大木…

「すっげぇぇぇぇぇぇ~!」

念のため
周りを隈無く探してみたんですが
トトロはおりませんでした!
メイの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!

更にその先ほどなくすると
「ここより南、木曽路」の石碑…
さすがに寂しくなりましたねぇ~
道はこの先まだまだ続くのに
何かが終わった感じがしちゃって…

しかぁ~し!
そんな余韻にふけるのもつかの間!
辺りがいつの間にやら
葡萄畑になってきたその矢先ぃ~!
御親切な塩尻市民の方より
缶酎ハイの差し入れ頂きマンモス!
「一本で悪いけど…」
とかって格好よく言いながら
風の中に消えていったお父さんを
見送るや否や
冷たいもんは冷たいうちにの理論!

プシュ!ゴクゴクゴクゴクゴクン!

昼酒は効くとよく耳に致しますが
まさにまさにその通り!
炎天下で喉越し最高でしたけども
たかだか一本で効率良く効く!
しばらく歩いた
市民グランドのベンチにて
少しだけ横になったと思ったら
そっから意識がなぁぁぁぁぁ~い!

爆睡って言うんですかねぇ…

目が覚めて…
っていうより起こされて
見渡した景色におじさんがひとり
別に用も無かったらしいが
何となく話に花が咲いたりもして
更に歩き出したら小腹が減って
入った店は牛丼屋…
特に考える事も無く
いつも通りの大盛つゆだくを注文…
ガツガツ食べて御馳走様した瞬間!
そばに座ってる初老の紳士が
ひとつふたつと声をかけてきて
いきなり差し出した野口の英世ぉ!

「裸で悪いんだけど…」

いやいやいやいや頂けませんよと
(割愛キャッツアイ)
という訳で結局頂いちゃった英世!
丁寧に更に丁寧に御礼をしまして
ソレガシの旅はまだまだ続くぅ~!

追伸…
塩尻の人達って
なんでこんなに優しいんですかね…




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アダムとイヴが貧乏旅行!

2015年06月28日 | 日記



木曽平沢とは
漆器工芸でその名をとどろかせる町…
とても僕なんかが
手に出来る代物では御座いませんが
兎にも角にもチラ見…

天気予報は昼から雨だと知らせてて
それでも
すこぶるカンカン照りなもんだから
降らないのかな~んて思った矢先…

ザァァァァァァァァァァァァァァ~!
///////////////////////////////

凄かったなぁ本気のマジで激烈の滝!
それに付け加えて
雷様のゴロピカ加減が半端無い!
当然雨宿りしてましたけど
思わず荷物の金属類を隠しましたぞ…
そんでやる事無いもんだから
必殺ウイスキーちび飲み作戦を開始…
その頃にはもう
雷様の真下にいましたねソレガシは!

それが怖いの怖くないのってアンタ!
ウンコちびるよぃ!

そんな四の五のブッこいてるうちに
目を疑うような驚きに遭遇!

まさかまさか!
雷嵐の中を歩いてくるふたつの人影!
矢鱈滅法ずぶ濡れだぁぁぁぁ~!

二度見しましたね、本気のマジで…

そしてこの後の展開を
固唾をのみのみ見守っておりますと
案の定!
真っすぐコッチにやって来るぅぅ~!
そして僕とは少し離れた軒下に
入ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!

とりあえずシカトしましたね…

しかし相手は過激にずぶ濡れ!
見て見ぬふりは末代までの恥なので
早速お湯をガンガンに沸かし
激烈ホットドリンクの緊急差し入れ!
味はともかく
とにかく体を暖めるのが最優先事項!

「呑む?」なんて感じでお湯鍋と
ウイスキーをちらつかせたんですが
西洋の方も中々どうして遠慮屋さん…
しかし
コップに濃いめの湯割りをつくって
はい!と手渡すと
疑いながらも
グビグビグビグビグビグビグビグビ!
「あったかいんだから~」
とはさすがに言ってませんでしたが
お湯割りの二杯三杯当たり前!

酒が人を繋ぐのは
どうやら万国共通の様で御座います…

やがて体も熱を帯び
酒の助けもあって会話も弾みに弾む!
聞くところによると
お二人はオーストリアからのお客様…
名前はそうだね
アダムとイヴって事にしとこうかな…
(↑酒を呑んで名前を忘れている…)
日本に来て富士山を見に行った後
中山道を歩き出したらしい…
富士周辺には四日も滞在しながらも
結局富士山は見れずじまいとのお話…
普段の行いだって
喉まで出そうになったけど寸止め!

テントを建て寝袋にくるまって寝る…
そして朝になったらまた歩き始める…
おんなじだね、ソレガシと…
なんて話をしながら呑んだ酒の味は
極上極楽鼻唄まじり
そんな彼らも
日本をいい国だと言ってくれた…

余談ながら
中山道を旅する外国人はかなりの数…
特に木曽路の西の入口で御座います
「馬籠」「妻籠」は超有名な観光地…
東海道も知られているが
大きな町を幾つも貫いているよりも
失われた古き良き日本みたいな
中山道とりわけ木曽路は人気が高い…

翌朝…
別れの際に色々あれこれ話もしたが
次に来れるなら
四国の遍路を歩きたいと言っていた…
大きな街は好きじゃない
何故なら彼女の家は
人口五十人足らずの村なのだそうな…

Welcome to Japan
この先も良い事が沢山ありますように…

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戦慄!明治天皇が…

2015年06月27日 | 日記




めめめ、明治天皇がぁぁぁぁぁ
目ぇいじってんのぉぉぉぉぉぉ~!

という訳で…
渾身のギャグがスパークした所で
観光名所の御紹介!

奈良井の宿場のその先の
杉の並木の奥に佇む地蔵様は
なんとその数二百体ぃぃぃぃぃ~!
木々の間から差し込む木漏れ日が
地蔵一体づつを
順番に射し照らしている不思議は
まさに
太陽のスポットライトぉぉぉぉ~!

地蔵とはいっても
よくよく見ると千手観音や如来風
その他諸々不動明王とかもいて
結構テキトーって感じって感じぃ…

ところで…
いつからあるのか「二百地蔵…」
ぶっちゃけ本当は
全部で二百体も無ぁぁぁぁぁ~い!

まぁ…
取り立てる話でも御座いませんが
地元のおじいさんが
現在暴露して回っておりますので
とりあえず御報告まで…

と申しますのも
なんでも明治の頃の鉄道工事の話
山を開削するにあたり
周辺の地蔵が全てここに集められ
そこに祠が建てられた…
当然その時は
二百体の地蔵菩薩が確かにあった…
そう、間違い無くあった…

しかしながら長い歳月は
地蔵の数を一つ又一つと減らして
とうとうついに
現在は二百を数体ほど割っている!

考えられる理由としましては
見たわけではないので
何とも言い難い所でありますけど
どうやら
おパクりになった方がいるらしい…
それについて御老人からは
「まぁ供養してくれるならいいよ」
と、懐深き御意見を賜りまして候…

まぁそんな御老人との何気ない
小一時間のやり取りで御座います…

以上…
現場からお伝えいたしました…




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長ぁぁぁぁぁ~いと思った…

2015年06月27日 | 日記




張り出した軒先造りの家並みが
昇る朝陽に照らされ一日が始まる…
水場では
漬け込んでいた野沢菜の大束を
湧水で洗うおじさんと
通りがかったおばさん達の話し声…
やがて
一軒二軒と土産物屋の戸板が開き
植木に水をやるおばさんに
挨拶しながら学校に向かう子供達…
その先では老人が
景気よく水をまいていた…
西の外れの鎮神社では
境内でオモクソ煙草をふかす神職…
ふと振り返って思った事は

この宿場は長ぇ…

そこから同じ道を引き返し
野沢菜のおじさんに色々と教わり
水場ごとに
水の味を試してみながら
マリア地蔵のお寺に行ってみたが
金がかかるようなのでやめて
知らないおばちゃんにつかまって
あれこれと話し
漆器のお店を少し覗いて
東の端の駅まで来たときに思った…

やっぱりこの宿場は長ぇ…

千本格子に杉玉が飾られる
木曽十一宿東から二番目の宿場町
そこは古くから
奈良井千軒と謳われた奈良井宿…

夕方には全ての店が閉まるので
お求めの物がある方は
どうぞお早めにお越し下さいませ…







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